ひまわりの先に 全て妖(あやかし)の所為25
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全て妖(あやかし)の所為25

『全て妖(あやかし)の所為25_Y.side』














何を言われてるのか分からないチャンミンの腰と
頭に手を回して引き寄せて
唇を重ね、驚いて開いていた咥内に舌を滑り込ませた


「っん?!!ん゛ーーっ!!ん!!」


逃げようとするその身体をがっちりと掴んで
その口から・・・・・

恐らく・・・・これは俺の予想で仮設でしかないが

チャンミナは受訴で、それは今現在もそうであって
近くにいる俺の力を毎日の様に吸い取っている

その力はその身体に溜め込まれているのに魂が壊れず
吸いきれなくなるといった限界が訪れないのは
俺の霊玉が関係しているのではないか?

もしかしたら、俺の妖力はチャンミンの魂と融合した
その霊玉に蓄えられているのではないか?

だからいまだに力を吸い取っても溢れる事も
魂が壊れる事もないのではないか

もしその仮説が正しいのであれば
霊玉に溜められている俺の力を回収することも可能なハズだ

ただし、力を失ったヒトの姿では回収する事も不可能だが
徐々に力を取り戻しつつある今なら出来る

ただ一つの懸念点は・・・

融合してしまっているチャンミンの魂が
それに耐えらえるかどうかだ

間違ってもチャンミン自身の精気を奪わないように
霊玉を共鳴させて慎重に
けど、なるべく早く、気付かれる前に
何かを探しまた背を向けたそいつに注視しながら
その口から俺の妖力だけを吸い取っていた


「ん、ッ、んー!!・・ッ、ちょ!ん、っ・・ヒョ、んんっ!」


鼻にかかり、くぐもった声を漏らし
俺の口から離れようとするのを
顔の角度を変えて追い掛け、何度も塞いだ


「ッ?!!んー!!?」


クソッ、遅い
早く!
もっと、もっとだ!!

思った以上に上手く力を回収できない事に焦り
一気に取り戻そうと強く吸い込むと


「う゛ッ!!!」


チャンミンの身体が震え崩れ落ち
胸を掴んで顔を歪ませていた


「ッ、ヒョ、ン?!ぼ、僕に・・何を、したっ・・?!」

「悪い、ちょっと焦った」

「え?焦っ・・ん、んッ!んーー」


焦る気持ちを抑え込み、唇を塞ぎ
もう一度、今度こそ慎重に力を回収し始めた矢先

段々と戻りつつある俺の力に
ピクリと反応した鬼がグルンと勢いよく首だけ振り返った

マズい!!気付かれた!!!

まだ感覚的に半分ぐらいしか戻っていない
これっぽっちの力じゃ、あいつを倒すどころか
ここから逃げ出すのも怪しい
もし、運良く逃げ出せたとしても後を追われれば
一巻の終わりだ

どうする?!どうする?!

チャンミンを隠すように抱え
近づくそいつを睨み付けていた
その目の前に突如
巻き上がる風と共に見慣れた背中が現れた


「ったく、手間掛けさせやがって」

「悪い」

「見付けんのどんだけ面倒だったか」

「うん」


振り向き俺を見下ろす4つの尾を持ったヒチョルヒョンは
憎まれ口を叩くけど、いざって時はホントに頼りになる
ニヤリと口角を上げ、さてと!、と前を向き腕を伸ばしていた


「俺ちょっと、アイツと戯れてくっから♪その間にその姿とそれ、どうにかしろよ」


俺と、俺の腕の中でまだ痛みある身体で
ぐったりとしているチャンミンを顎で指したヒョンに
コクリと頷くと、ヒョンは鬼に向かってスタスタと歩き出した

ヒョンなら大丈夫
あの狂気に満ちた笑顔
寧ろあの鬼の顛末を思うと少しだけ気の毒に思った


「ヒョン?・・ッ!」


痛みに顔を歪ませながら腕の中で
俺を見上げるチャンミンに


「もうちょっとの辛抱な」

「え?なっ?!・・・ん、ッん!!っ、ふ・・・ッン」


さっきより少しスムーズに力を回収出来るのは
俺に力が戻ってきている証拠
加減もやり方も分かって来て、力を回収しながら使う事も可能だ

吸い取った力でチャンミンの痛みを取り除くと
腕の中で暴れ始めていたが・・

あぁ・・これはちょっと、ヤバいな・・・

自分にも余裕が出来たせいで
口を塞ぎ舌を絡ませているこの行為は
そう意味ではなかったハズなのに
その本来の目的を忘れてしまいそうになる程に
気持ちがよかった


「んっ!!・・ふ、ッ・・ヒョ・・っン!!」


ドンドンと俺の肩を叩くその手を掴んで
くちゅっと音を立てながらその唇から離れ見ると
チャンミンは苦しかったようで、ハァハァと顔を赤くし息を切らし
潤んだ瞳で睨みながら涎で濡れた唇を手の甲で拭っていた

睨み見上げるその頬に触れて
全て戻った力で僅かに残っている
チャンミンの痛みも服も全て元通りに治した


「い、いきなり何をしてんですか?!///」

「あぁ、ごめん」

「ごめんじゃねーですよ!///・・・・・!!」


今の今まで怒った口調で俺を睨んでいたのに
何かに気付いたようにハッとした顔をして
俺の顔や頭や体をぺたぺたと、あちこち触っていた

??なんだ??


「チャンミn・・」

「ヒョン!怪我は?!傷は、もう大丈夫なんですか?!!!」

「え?あぁ」


傷も姿も、力を取り戻したから
すっかり元通りなんだが
あぁそうか、服もボロボロだったな

切り裂かれボロボロになっている自分の服に手を翳し
元通りに直し大丈夫だと、言うとチャンミンは
大きな息を吐き、ヘタリとしゃがみ込んでしまった


「良かった…」


項垂れている頭を撫でると
おずおずと顔を上げて申し訳なさそうに俺を見上げた


「・・ヒョン」

「ん?」

「そ、その・・ご、ごめんなさい!」

「いや、俺が・・」

「違う!!僕が考え無しに勝手に飛び出したから、だから・・・ホントに・・ごめん、ヒョン」


俯き謝るチャンミンは何も悪くない
悪いのは・・
元を辿れば全て俺の所為

あの日、あの時の泣き声を無視していれば・・・
いや、もっと前か・・
ハボクと出会うよりも、もっとずっと遥か昔・・・
俺が半妖になったあの時・・
チャンミンと同じ姿をした、あいつの声に惹かれ捕まらなければ
きっとこんな事にはなっていなかった

だけど

今度は助けられて良かった

血に塗れたチャンミンに似た
その姿を思い出し、胸がチリリと空虚な痛みを覚えると
今はもう消えてしまった俺の中のアイツが
仕方のない奴だ、と困ったように笑っている様な気がした


「ヒョン・・?」


俺の様子を窺うように見上げるチャンミンの
その頬に思わず手を伸ばし、触れると
ビクッと体を強張らせたのを感じて・・その手を引っ込めた


「チャンミンが無事ならそれでいい」

「え?」

「だから、気にすんな、お前は何も悪くねぇよ」

「で、でも!」

「いいんだって、な?」


笑って、ぐしゃぐしゃっと頭を撫でた
その手を引こうとしたら
ギュっと、何故か引き留めるようにチャンミンに握られた


「??」

「ヒョン、あの、ぼ、僕・・」


何か言い難そうに口篭もり眼を泳がせている
チャンミンの、その顔を覗き込んで
何が言いたいのか様子を探っていたら


「おーーい!お前ら、俺の存在忘れて、いつまでイチャイチャしてんだ?」

「なっ!!ヒ、ヒチョルさん?!な、なんで?!え、あ?!え、いつから?そこに?!!///」


ヒチョルヒョンがいる事に気付いていなかった
チャンミンが、その声に気付き
俺の手を振り払うように離し、振り返って
盛大に戸惑って、キョドっていたが
俺は・・振り払われて、その手が離れてしまった事に
寂しさを抱いていた


「それで?そっちも、もういいみたいだな?」


俺の姿とチャンミンの姿を見た
ヒョンに声を掛けられ、チラッとその奥に視線を向けると
引き千切られ、煮られ、焼かれ、炙られた
鬼だった原型を留めていない何かが転がっていた

あぁ、今回はいつも以上だな


「もう大丈夫、ホント助かった」


そう返事をしながら、チャンミンに気付かれないように
奥の惨い何かがチャンミンの視界に入らないように立つと
ニヤリとヒチョルヒョンに笑われた


「お前も素直じゃねーな」

「・・分かってる」

「話は?しねーのか?」

「帰ったら、する」

「んじゃ、帰るか!」


ぐしゃっと俺の髪をかき回したヒチョルヒョンは
それじゃ、と一足先に消えたその後
少しきょとんっとしているチャンミンの肩に手を置いて
力を使い、今度はチャンミンに一切、傷を付けずに家に移動した











ポチ頂けると頑張れます♪


おまけ
    ~昔々のお話~

煙のように現われた友人
どうやら一緒に攻撃を受けた際
その友人の魂一部が、傷ついた九尾の魂に
取り込まれ、そして融合してしまったようです

その所為で、九尾は半妖となり
新月では力を失い、その姿は友人の面影を表し
満月では、その友人の影響が消え力を暴走させる

暫くの間、九尾の中に友人は存在していましたが
長い年月が経つと、徐々にその存在は薄くなっていきました

最後の時

友人は九尾に『君の所為じゃない』そう言って
九尾を撫で微笑んで消えしまいました

また一人になってしまった九尾

満月の夜に一人

泣きながら力を暴走させていました

いつかまたどこかで出逢えたなら

この気持ちの意味を知れるのだろうか



終わり




おまけのお話はここで終了です
さて、本編は・・・
まだまだ続くようですwww
今しばらくお付き合い下さいませ~
そして、レラ様!!
ありがとうwwww頼れる男よのぉ
(*ꈿ⌄ꈿ)-♡



って、ハイタ
延期になりましたね
心からホッとしています
中止ではなく延期としてくれた
事務所に感謝!!
きっと損害は大きいと思います・・ので!
無事に追加のドームが実施される時に
微力ですがグッズ沢山買う!!!
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !!!!ガンバル!!!!


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コメお返事~

ぷ****さーん

こんばにゃ
コメありがとーー

頼れる男!そう!それはレラ様!!!
ホントありがたい(*'▽')

そして、こちらさんも進展がありそう?!
イエス!!
お察しの通り、陰陽師=チャンミン、友人=ユノ
です!

ハイタはね
私達よりトンの2人の方が
リスクが高いから、仕方ないですね
けど、中止じゃなく
延期ってのが、ホントに有難い!!

コメお返事~

l***さ~ん

こんばんわわわっ
コメありが㌧

ホントにレラ様様だよーーー
さすがよね~(ૢ˃ꌂ˂⁎)頼りになる!

そろそろ進展してくれないとだよwww
けど、いつもの事ながら
無計画に行き当たりばったりで
書いているので・・どうなる事やら←
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Girasol

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東方神起が大好きで、
ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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