ひまわりの先に 全て妖(あやかし)の所為26
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全て妖(あやかし)の所為26

『全て妖(あやかし)の所為26_C.side』











ヒョンのあの顔が気になって仕方ない

『チャンミンが無事ならそれでいい』
『だから、気にすんな、お前は何も悪くねぇよ』
『いいんだって、な?』

そう言って、微笑んでいたヒョンのその顔は
どこか悲し気で寂しそうで・・

その表情はどういう意味なのか
僕の所為なのか、それとも何か別に理由があるのか
ワザとらしく乱暴に頭を撫でたその手が
離れてしまうのが嫌で掴んでみたものの
嫌われてるって分かってるのに、こんな風に触るのはどうなのか
しつこく聞くのもどうなのか・・口を開いたけど、寸前で躊躇して口篭った

なんて言えばいい?どう言えば・・

そんな事を考えてる時に聞こえたヒチョルさんの声に
驚き、一気に羞恥心が湧いて
掴んでいた手を離して、しどろもどろになっていた


「え、あ!こ、これはその、べ別に!意味があった行動とかじゃなくて、ただその、なんて言うか、だからその///」


けど、僕の気持ちを知っているヒチョルさんは
ニヤリと笑うだけで揶揄う様な事もなく、ヒョンと何か話していた
その話はどう聞いても、ヒョンが僕に何かを伝えるって意味で
それはどう考えても、ヒョンのその表情からも、良い知らせではなさそうだつた

どんな話なのか想像もつかないけど、目を背けたらダメなんだ
何を言われても、もし嫌いだと言われたとしても、僕はヒョンが好きだって気持ちに
嘘を吐けそうにもなかった

ヒョンの手が肩に乗ると、ふわっと一瞬だけ浮遊感を感じて目の前が光輝いて眩しいと感じた
次の瞬間には、もう僕の家の玄関にいた

先に家に上がったヒョンが振り返って、寂しげに僕を見ていた


「チャンミン」

「はい」

「ちょっと、話がある」

「はい...」


リビングに向かうヒョンの後を
ザワザワと不安に波立つ気持ちを抑えながら付いて行った

ソファに座ったヒョンの隣に座る勇気が無くて
テーブルを挟んだ向かい側の床に座って俯いていた


「何を、どこから話せばいいか分かんねぇし、多分長くなると思うけど、いいか?」

「うん」

「俺が半妖になったのは、もう、何年前かなんて分からねぇぐらいずっと昔で、そうなったのは────・・・




ゆっくりと、僕にも分かるように話してくれたその内容は
切なくて、哀しくて、遣り切れなくて、そしてそれは、どう聞いてもヒョンの初恋の話だった

僕とよく似ているという、その人の話をするヒョンの表情も瞳も
いまだにその人を想っている事を物語っていて・・・もう亡くなってしまってるけど
まだヒョンの心にいるんだと分かった

分かってしまったら・・そんな、初恋で亡くなってしまっている人に
勝てるワケが無い

僕と僕のじいちゃんに出会ったのも、その人の面影を辿ったからで・・・
その想い人に似た僕をほっとけなくて・・・

ヒョンが見ているのは僕だけど僕じゃない

僕に対して特別な何かはあった、あったけど、それは僕にじゃなかった・・・・

想い人と同じ姿をした僕に嫌な態度を取られたり、嫌味や小言を言われて
どんなにショックで嫌だっただろう・・・
それでも、僕の傍にいるのは・・その想い人への気持ちからで・・僕じゃない

僕を助けてくれたのも、僕が無事ならそれでいいって言ったあの言葉も
僕を独りにしてしまったと、後悔している気持ちも
あの笑顔も、あの優しい手も、あのキスも・・・首に付けたこの印も・・


全部・・・・僕にじゃなかった


あぁ・・そうか、そうだよな・・・僕みたいな口煩いガキ・・相手にするワケがないよな・・・・
・・・これなら、まだ嫌われてる方が良かった・・・・
僕を嫌いって思うって事は、僕を見てるって事だから・・・だけどヒョンが見てるのは・・僕じゃない

膝をギュっと抱え顔を埋めて、ヒョンに顔を見られないように隠していた

虚しくて、哀しくて、寂しくて・・・堪え切れずに、泣いていた


「チャンミン?チャンミナ??」

「・・そう、だったんですね・・・何も知らずに、酷い事とか言って、その・・・ホントに・・」

「そうじゃない、チャンミナが謝る事は何一つねぇから」


そう言うのだって、僕がその人に似てるからで


「・・・ヒョンの方こそ・・・・」

「え?」

「僕の家族の事・・・ッ、ヒョンの所為じゃないですから・・・だから、そんなに気に、しないで下さい」


僕の家族が亡くなったのは・・・僕の力の所為で、ヒョンの所為なんかじゃない


「あれは俺がもっと早く・・」

「ヒョンの所為じゃないですからっ!」

「チャンミナ?」

「だから、もう・・・僕の事は・・・」

「いきなり何言って・・・!!」


肩をグイっと押され俯き隠していた顔を見られてしまった


「だってそうじゃ、ッ、ないですか・・ッ」

「何が?」


だってヒョンが僕に構うのも、助けるのも、傍にいるのも


「僕に、じゃない・・ッ」

「ちょ?!チャンミナ!」


立ち上がって、ゴシゴシと涙を拭って、精一杯の笑顔を作った


「助けてくれた事も、じいちゃんが居なくなった後、一緒にいてくれた事も、ッ、ホントに感謝、っしてる・・・・してるッ、けど、僕は・・・ッ、僕っ・・うぅッ...」


ボロボロと流れ落ちる涙を何度も拭った


「チャンミナ?」


僕に伸びるその手から後退った


「全部・・・ッ、僕の所為ッ、だから・・・だか、ら・・もう、護ってくれなくて、ッいい、です、から・・ぅっ」

「お、おい、なに言って・・」

「僕はッ・・・僕で、ッ・・その人じゃないっ!!」

「!!ちが・・・ミナ・・・


もうそれ以上何か言うのも、ヒョンの傍にいるのも

ヒョンが僕を見ているのも

全部が辛くて、耐えられなくて

バタバタと自分の部屋に逃げ込んで布団を被って

辛く苦しい気持ちを吐き出す様に

大泣きをした



あぁ・・・ホントに僕は・・・泣き虫だ・・・・・










ポチ頂けるのか?コレ...


って事で、今日はこちらさんの続き~
ちょっと短いですが、キリが良いので、ミアネ(꒪꒳꒪;)
にしてもだよーー・・思いクソ誤解されてますけど??
説明下手かwwwwwwww
ちゃんと説明しろってレラ様に言われたでしょーが...全く、困ったねー・・
どうすんのよ?


グッズ!!届いてる方がチラホラ
私のはいつ届くかな~楽しみだな~
トントラ~♪銀テ~♪待ってるよぉ~ワクワク(◍•ᗜ•́)✧


さて!!書籍化(紙媒体)の募集は終了しました(⁎˃ᴗ˂⁎)
ありがとうございました!!
一応、今日中に、ご連絡頂いた方のリストをupしますので
ご確認お願いします!!

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コメお返事~

aka*******eさん

初めまして!
コメントありがとうございます。

駄文なお話なのに読んで下さって、本当にありがとうございます!
この話も、暫く更新が止まっていて、申し訳ないです。。。
そうですねwwwww気になるところで止まってしまっているので
なる早出更新頑張りますね!(*'▽')

陰陽師=チャンミン、は確定ですが
友人と九尾は少し面倒な感じなんです・・・・wwwww
説明は・・お話内でする予定なので、今しばらくお待ちいただけると
ありがたいです!

いえいえ、こちらこそ
今後ともよろしくお願いします!デス(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

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東方神起が大好きで、
ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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