ひまわりの先に 拍手840000回記念『胸奥に潜む憧憬47』
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拍手840000回記念『胸奥に潜む憧憬47』

『胸奥に潜む憧憬47_C&Y.side』








──C.side──


裏から戻って来ないミノが気になってコンさんに聞いたら、2人で下に降りて行ったと・・
さっき、ちょっと険悪な雰囲気だったけど、大丈夫かな・・
少し心配になりながら、まだちょっとザワついている空気の中、珈琲を淹れていた


店長!店長!


小さな声でカウンターの向こうからセムンさんに呼ばれ
顔を向けると、手招きをされた


「なに?」


少し近付いて聞くと、前のめりになりながら顔を覗き込まれた


「ミノと知り合いだったんですか?」

「えーあー・・うん、まぁ?」


知り合いというか、弟だけど


「前にドラマに出てからずーっと大ファンなんですから!知り合いだって事、なんで教えてくれないんですかー?」

「え?あ、うん、ごめん?」


いや、そもそもファンだって知らないし、それにもし知ってたとしても
知り合いだとか兄弟だとか言わないけど・・

と、思いつつも、目をキラキラとさせているセムンさんの
その言葉には、嫌味とか悪気は無いんだと、ただ単に
自分に正直なだけなんだと、最近分かるようになった・・・まぁ若干素直過ぎる気もするけど

目を輝かせ、少し頬を染め、ちょっと興奮した様子で
ミノの自慢?話を、止め処なく生き生きと話しているセムンさんを
珈琲を淹れながら、ホントに好きなんだな、と微笑ましく思いながら見ていた

淹れ終えた珈琲をカウンターに置くと、話に夢中なセムンさんじゃなく
コンさんが気付いて、セムンさんの肩を叩くと
「あ!すみません♪」と、肩を竦め舌をペロっと出し、愛嬌を振りまいて
珈琲を運んでいた

愛嬌があって接客に向いているセムンさんと
寡黙だけど色んな事に気が付くコンさん
見た目も中身も全然違うタイプだけど、仲は良いらしく、いいコンビだった

そうしていつも道りな2人と、いつも通りに仕事を熟していたら
いつの間にかモヤッとしていた気持ちが少し落ち着いていた

ユノは嘘が嫌いで、嘘は吐かない
会ってたのは事実だと認めたって事は、きっと疚しい事はなくて
なにか理由があrんだと思うんだけど
だったらなんで、ミノの『遊びだ』って言葉にハッキリと否定しなかったんだろう?
その位、ヒョンだったら言いそうなのに・・

酷く狼狽えて、口を閉ざした、あのヒョンの表情と反応が引っ掛かって
なにも無かった、とは思えなかった

それとミノ・・・
昔っから、ちょっと心配性な性格だから
僕と付き合ってるのがヒョンだと分かって、心配になってあんな事言ったんだろうけど
・・ってか、向こうでも有名って・・それ絶対ろくな意味じゃないだろうな
それだけは自信持って言える
・・・
・・・・・ん?あれ?そう言えば
ミノ、戻って来ないけど、まだ下に居るのか?それとも、もう帰った?

螺旋階段の方を見ながら、まさか・・大喧嘩とかしてないよな?
2人とも大人なんだし、だ・・大丈夫、だよな??
一抹の不安を抱きながら、ミノに連絡してみようとスマホを取り出したら
ミノから連絡が入っていた


『ヒョン、今日は本当にごめん!!』
『全部僕の早とちりで、浮気とか遊びとかじゃなかった・・・険悪になったの、僕のせいだけど、本当に違うから!だから、ちゃんと2人で話して下さい』
『本当に、ごめんなさい』
『今度きちんと埋め合わせします』
『チョンさんって、思ってた人と全然違った!ヒョンの事・・・もの凄く好きだよね、あの人wwwwwwいい人そうで良かった☺』


何をどう話したのか分からないし、自分で確認したワケじゃないけど
浮気でも遊びでもなかった、と言われて
やっぱり違ったんだ、と正直ホッとした

でも、それならなんで夜遅くに腕組んで2人でホテル?
僕には、お兄さんに呼び出されたからって、言っといて、どうなったら
そういうシチュエーションになるんだ?
浮気じゃなかったとしても、そのシチュエーションを想像しただけで・・イラッとした
元々パーソナルスペースなんてもの、持ち合わせてないし、スキンシップも多い人だから
きっと本人は、腕組んでたとか、そんな事気にもしてないだろうし
言っても無駄なんだろうけど・・はぁ...少しは気にしろっての!!

僕ばっかり好きで・・ちょっと悔しい・・・

・・・それにしても、ミノ
さっきは、珍しく怒ってて、凄い嫌悪感丸出しの顔でヒョンの事「あんた」って
言ってたのに・・『いい人そう』って、変わり過ぎでは?

その180度変化した心境に、どうなってんだかと、クスッと笑みが漏れると
さっきまでの重苦しい気持ちが、だいぶ軽くなってる事に気付いた

どういう事なのか、仕事が終わったらちゃんと訊いて
そして、今だにシていない事も、全部!全て!!ハッキリさせよう!!!

そう意気込んで、ミノに『大丈夫』と『ありがとう』と返事をし、スマホをポケットに入れ

来店したお客さんに「いらっしゃいませ」と挨拶をして

珈琲を淹れていた







──Y.side──


ミノ君を事務所に送って、そのままヒョにアポを入れ
ヒョンがいる本社に向かった

基本、用がねぇから、滅多にヒョンの会社に顔を出す事は無かったが
久々に来て、ヒョンに言われた通りに、受付の女性にセキュリティカードを
貸して貰おうとしたら「アポイントはお取りですか?」と、少し不審そうな目を向けられた


「あーアポは取ってるけど?」

「では、確認致しますので、失礼ですがお名前を・・」


と、そこまで言われ、あぁ名乗って無かったか、と思って名前を伝えようとしたら
隣で別の対応をしていた、もう一人の受付の人が慌てて


「チョン様、大変失礼致しました。確認は不要ですので、こちらをお使い下さい」


恐縮したように、頭を下げながらセキュリティーカードを差し出してくれたのを
ありがとう、と受け取って中に入ったが・・・

まぁ滅多に来ねぇし、服装も浮いてるだろうし、背もデカいからな
目立つんだろうけど
余りにもジロジロと『物珍しい、不審、好奇、好意、蔑み』色んな意味で見られ
コソコソと話をしているのが聞こえ、溜息が漏れた


「えーあれが、社長の弟?!」「嘘?!」「チャラい」「顔はいいけど、頭空っぽそう」「イケメン過ぎでしょ」「カッコイイ」「チンピラ?!」「あー噂の弟でしょ?」「あれじゃ色魔にもなるわ」「えー遊びでもいい」「あれは、相当調子乗ってんな」「馬鹿そう」

「はぁ...」


ったく、聞こえてるっての
あーはいはいはいはい・・ヒョンと違ってチャラいし、出来もよくねぇよ
つーか、好意の視線を送られても、一ミリも興味ねぇし、どうでもいい・・・ったく
いい加減見過ぎだろ?!珍獣かっての!!

イラつきながら、エレベーターに乗り込んだが
そこでも、チラチラと振り返ったり、横目で見るヤツもいれば
ジッと見つめるヤツもいて・・人の視線に嫌気が差していた

・・まぁでも、前の俺なら、誘う様な視線を送ってくる女性が好みであれば
その誘いに乗ったりもしただろうけど・・・今はマジで、どうでもいい
はぁぁぁぁあ...早く着かねぇかなー

カウントアップする階数表示を、ただひたすらに見つめてやり過ごし
お目当ての階で降り、秘書室を抜け、ドアをノックして、返事を待たずに
社長室に入った


「おい、返事してねーけど?」

「ん、わりぃ」


ソファに寄りかかるように座って、盛大に溜息を吐くと
「お疲れさん」と、揶揄うようにニヤリと笑われた


「お前がここに来るとか、珍しいな」

「うん、まぁ、ちょっと近くに来たから、ついでに相談しようかと」

「ふ~ん・・・例の件、ヤル気になったか?」

「それじゃねぇよ」

「なら、昨日の条件の事か?」

「あー・・それもだけど、そうじゃなくて」


凭れ掛かっていた体を起こして、書類に目を落としてるヒョンに顔を向けた


「なんだ?」

「俺、恋人出来たって言ったの憶えてる?」

「憶えてるも何も、晴天の霹靂だろ」


何言ってんだって、若干呆れた顔で見られた


「で、その恋人がどうした?あー、お前・・・」ジロッ

「な、なに?」

「もうフラれたか?」

「なっ!!ち、ちげぇよ!!!!ちげぇけど・・その誤解されてて・・・はぁ...」


思い出しただけで、凹む・・・


「誤解って、お前何したんだ?」

「何したって、そもそも、ヒョンが昨日呼び出したのが原因だからな!」

「は?俺は仕事でお前を呼んだだけだ」

「それは、まぁそうなんだけど」

「だったら、お前のせいだろ、責任転嫁するな」


ピシャッと、有無を言わせない圧で一蹴された
相変わらず、手厳しいな・・・けど!!


「なー今の仕事だけどさ、チャンミナに言ってもいいか?」

「あー、恋人に?」

「あぁ」

「何を?」

「昨日ホテルにいた理由とか、誰といたかとか、何をしてたのか、とか」

「あ゛?!・・・・・お前、社外秘って意味分かんねーのか?」


思いっきり睨まれて、凄まれた
普段、綺麗な顔してニコニコしてる分、怒った時のその顔
マジ恐いんだっての


「わ、分かってるけど、その所為で誤解されてんだって!!なーマジで!!頼むから!!ちゃんと説明しないと納得しねぇ性格なんだよ」

「・・・・・・・・・」

「頼む!!」


ジッと見据えるヒョンに、両手を顔の前で合わせて頭を下げた


「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」


沈黙が続いて、やっぱり駄目かと
下げていた頭を上げ、恐る恐るヒョンに目を向けると
口元を手で隠しながら、ブツブツと呟いて考え込んでいた


「あのー、ヒョ・・」

「条件」

「え?」

「お前が条件を飲むなら、考えてやってもいい」


マジで!!
と、一瞬喜んだが・・ヒョンの事だ、きっと面倒な事を条件に
出してくるに違いない


「・・どんな?」

「アンバサダーをやる」

「え?!それは嫌だって何度も言っただろ!今回のだってホントはやりたくねぇのに・・」

「なら、アドバイザーだな」

「それ、俺じゃなくても・・」

「今回のブランドは女性がターゲットで、お前は見る目とセンスだけはあるし、お前の店、趣味でやってる割には相当儲かってるだろ」

「あーまぁ、それなりに・・・ってか!なんで知ってんの?」

「俺が知らないとでも?」


その見透かすような眼、マジで何でも知ってんだろうな・・恐っ


「だ、だけど、俺のは趣味で、ヒョンの今度のブランドは規模が・・」

「別にお前に経営しろとは言ってねーし、んなアホな事求めてねーよ、大事な会社潰すような事俺がするワケねーだろ」


おいおいおい...仮にも弟をディスり過ぎじゃね?


「お前に頼んでんのは"アドバイザー"俺が求めてんのは、お前のセンスと知識と先見の明だけだ、それ以外は、あーまぁ、その見た目も本当なら、おおいに利用したいところだが?」

「それは今回だけって話だろ?」

「だったら?」

「・・・前向きに検討する、ってのじゃ・・ダメ?」

「やるか、やらないかを訊いてる」


う゛っ・・・


「まぁ、お前が誤解されてフラれても俺は痛くも痒くも・・」

「わ、分かったよ!!やればいいんだろ?!やれば!!!」


ヒョンに黙ってチャンミナに話してしまえばいい、とも考えたが
マジで何でもバレるヒョンに・・
後でバレたら・・・何をどうされるか・・・んなハイリスクな事、恐ろしくて出来ねぇ

ってなったら・・もう一択しかなかった


「承諾してくれて、俺は嬉しいよ、ユノヤ」ニヤリ


悪い顔で笑うヒョンに、嵌められた気持ちでイッパイだったが
これでチャンミナに話していいって事だと思うと、まぁいいかと思っていた


「じゃあ、それと・・」

「え?!まだなんかあんのか?!条件、一つじゃねぇの?!」

「誰が一つだって言った?」

「!!!!」


マジかよ・・


「他に・・何すればいいんだよ?」

「簡単な事だ」

「・・・・なに?」

「その恋人、ここに連れて来い」


なっ?!!!!


「え?!なんで?!!」

「なんだ、俺には紹介出来ないのか?ボア達だって知ってんのに?」

「別に出来ねぇワケじゃねぇけど」

「なら連れて来い、まぁ今すぐってのは無理だろうから、お前がちゃんと誤解、解いて、フラれなければ、な」


そのしたり顔、腹立つーーー!!


「っつーか!会ってどうすんだよ?!」


ただ会いたい、紹介して欲しいだけ・・・なワケが無い!!


「なんだ?可愛い弟の初めての恋人を見てみたいと思うのはおかしか?」

「・・いや、そういう事を言ってんじゃなくて」

「兄として、愚弟を多少なりとも真面にしてくれた事の礼を伝えたいだけだ」


相変わらずの酷い言われようだな・・・


「それとも俺には紹介できない理由でもあんのか?」

「いや、別にねぇけど・・・」

「なら、日程とかドコでとかスケジューリングは任せるよ」


机に両肘をついて手を組みながら、ニッコリと微笑まれた


「・・・はぁ...分かったけど・・・・もうこれ以上無いよな?!」

「無いよ」


チャンミナに説明すんの、一筋縄ではいかねぇとは思ってたが
想像以上だった・・・
まぁでも、これで憂いがなくなったから、善しとするか・・・

話はそれだけだったから、帰ろうと立ち上がった


「ユノ」

「ん?」

「条件、忘れるよ?」

「分かってる」

「恋人の誤解、ちゃんと解いてやれよ」

「あぁ」


そう言って嬉しそうに柔和に微笑んでいたヒョンに
「ありがとう」と「また連絡する」と言って、社長室を後にした

帰りも帰りで、またジロジロとコソコソと見られ何か言われてたが

気持ちに余裕が出来たからか、来た時ほど気もならなかった











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ここに来て新キャラ登場wwww←アホかな??
名前は・・まぁあの人ですが、まだ明かさずwwww
早く誤解、解いちゃってくださいな~(灬º∀º灬)


リアルチャット・・・間に合わなかったーーil||li _| ̄|○ il||li
無念なり・・・
ってか、ツイで色々漁ったけど
マジでユノ、タイピング遅いねwwwwwwファイティン!!
V Live!!
PCにもアプリ無事に落とした~
後はPCとTVを繋いで大画面で観るだけ!!!


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書籍お申込みされた方、全員へ
「書籍化(紙媒体)につい6」必ず確認お願いします!!!
PWは前回と同様です!!(。>д人)ヨロシクデス!!!


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妄想が腐ってるのはデフォですwww

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