ひまわりの先に 全て妖(あやかし)の所為28
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全て妖(あやかし)の所為28

『全て妖(あやかし)の所為28_C.side』











「ヒョンを呼び出したのは・・ヒョンが好きな・・・陰陽師?」

「あぁ、そうだね」

「その人の理想とする姿にって・・・」

「うん、でも全く同じでは無かった。君のヒョンが私達の前に現れた時の姿は、この姿ではなく、君が普段見てる黒髪の方だったね~、まぁもしかしたら、彼なりの抵抗だったのかもしれないが」クスクスッ


なにか、昔を想い懐かしむような、その表情に
僕の知らないヒョンを、この人は知っているんだと思うと
悔しく思う反面、色々と訊いて知りたい気持ちになった


「私は、生まれながらのこの容姿の所為で、外には愚か、部屋から出る事も儘ならなかったからね、書物という書物を読み漁っていたから知識だけは人一倍、恐らくそこらの陰陽師よりも豊富にあったよ。だから九尾を呼び出したと、ユキに言われて会った時に、色んな意味で驚いた」

「そ、その陰陽師の人は・・ヒョンの姿の意味を?」

「私に似ていて驚いた、と言っていたし、誤解もしていたからね、その時は知らなかったらしい」

「でも、・・その、あなたはその意味を・・」

「勿論理解したよ」


少し照れたような、気恥ずかしそうにポリポリっと
頬を指で掻いていた


「あの・・あなたは、その陰陽師の事が・・・す、好きだったんですか?」

「あぁ、出逢ったその日からね」


ニッコリと微笑んだその顔は、やっぱりヒョンに似てるけど
僕の知っているヒョンとはドコか違っていた

この人は陰陽師が好きで
陰陽師もこの人が好きだった

そこに呼び出されてしまったヒョンは・・・
こ2人の間に入る隙なんて微塵も無かったのに・・
その陰陽師に惹かれてしまって

そして・・・悲劇が起こった

少しだけ・・今の僕と、昔のヒョンの状況が
似ているように思えた

想い人は、別の人を想っていて
一生、叶うはハズもない想いを抱いている


「叶いもしないのに、亡くなってる人を想い続けるとか・・馬鹿だと思うけど・・・・もっと馬鹿なのは、それを勘違いした僕だ・・・」


ガックリと項垂れて、またツンと鼻の奥が
痛くなるのを感じていたら
ポンっと頭を叩くように撫でられた


「そうだね。私も、君も君のヒョンも馬鹿だとは思う」

「っ!!」

「だけど、どっちも間違っているよ?」

「????」


馬鹿にされたかと思ったら
今度は意味の分からない事を言われた

間違ってるって、なにが??


「君のヒョンの、君に対する態度が全てユキを想っての行動だと、本当にそう思うのかい?」

「え?だ、だってヒョンが・・・」

「まぁ、彼奴の言葉足らずで不器用なのは昔っからだからね、君が勘違いするのも仕方ないけど」


勘違い?


「僕の勘違いだって言うんですか?」

「そうだよ」

「そんな事ないっ!だって現にヒョンは、その人の面影を追ってずっと見守って来たって!その人はヒョンにとって特別な人だって・・」


ハッキリとそう言った


「それは間違ってないね」

「だ、だったら!やっぱりヒョンは・・」

「うん。けれど、見守ってるのは事実だけど、そこまでするのは君が初めてだし・・」


そう言いながら、その人は僕の首筋の印を指差していた


「それに、特別だって言ったその意味は、君が思ってるのとは違うはずだよ」

「違うって・・どう違うって言うんですか?特別な人、ってそういう意味以外になにがあるんですか?!そ、それにこれ(印)だって、ただ単に、ヒョンの想い人に似た僕に対して負い目を感じてるだけで・・」


首の印を手で押さえながら、反論していた


「彼奴は確かにユキの面影を追っているが、誰か一人にそこまで肩入れした事は無かった。君を護る為に付けたそれが、なによりの証拠だとは思わないか?」

「・・・・・・・」

「君を護る反面、君に何かあれば命さえ落としかねない印・・・面影を追ってるだけで、そこまでするのか?」

「だ、だからそれは僕がその人に似てるからじゃ」

「似ているだけで本人ではないのに?」

「で、でも・・・・・・なら、特別だって・・その人の事は今でも特別だって・・・」


この人が言う様に、ホントはそうなのか?と思いたいけど
それでもやっぱり


『俺にとってあいつは特別な存在なんだ』


そう言った言葉が頭から離れない

何百年経った今でも、特別な存在のその人と
出逢って間もない僕・・

どう考えても、僕に勝ち目もなければ、想いの比重も違っていて
ヒョンを好きだと自覚した途端に
否定するようにヒョンの想いを話されたのに?

それなのにヒョンが僕を・・とは、やっぱりどうしても
信じられなかった


「特別って言葉に囚われ過ぎだ」


ポンポンと宥めるように頭を撫でられた


「で、でも!『特別』ですよ?他とは違うとか、格別だって意味なのに?気にしないワケねーですよ・・」

「それは・・・・・・」


言い掛けていた、その人は何故かいきなり言葉を止め
周りの様子を探るように一点を見つめていた

どうしたのかと声を掛けると

スッと立ち上がって僕を見下ろしていた


「??あの?どうしたんですか?」

「うん、どうやらもう時間みたいだ」

「え??」

「ここで全部答えを言うのは容易いが、それだと思惟するのを放棄してしまうからね、なるべく己の事は己で答えをみつけた方がいい」

「へ??」

「けれど、君達の道が離れる行く先を、ただ見てるのも性に合わなくてね、ちょっとお節介かと思ったけど口を挟ましてもらった」


柔和に微笑むその人に、頭を撫でられたまま
見上げていた


「彼奴は私にとって大事で特別な友人で、それに君は、私にとっても特別な存在だよ」ニッコリ

「あ・・」

「気になる事、引っ掛かってる事、きちんと聞いてからでも、答えを出すのは遅くないんじゃないか?」


僕の胸を指で突いたその時

ブワッ!!

と、窓は閉まっているハズなのに、強い風が吹き込んできて
現れた時と同じように
カーテンが僕に纏わりついた

まって!まだ訊きたい事あるのに!!!

慌ててカーテンを払い除けて
ベランダに目を向けると
その姿は既に薄っすらと消えかかり、そして・・・


その隣に・・・


仲睦まじい様子で寄り添った・・・


僕に似た人が・・・


ニッコリと微笑んで、その声は聞こえなかったが


『大丈夫』


と、口を動かして


そして、2人の姿はスーーーッと消えてしまった


「・・・・・・・・」


ベッドの上で呆然と窓の外を見ていると、コンコンッと
ドアをノックされた音にハッと意識を戻すと
さっきまで辺りは満月の月明かりで、眩しいぐらいだったのに
今は真っ暗で、窓は閉まり、カーテンも閉まっていた

??

・・・あ、あれ・・・?

????今のは・・?

思えば、今日は新月あけで・・満月なワケないし
月明かりだってあり得ない・・・

え?じゃあ、今のは・・?
夢??

けれど、夢の割にはリアルで・・
頭を撫でられた感覚も、胸を突かれた感覚も残ってる

夢か幻か、夢現か

いまだボーっとしたまま窓の外を見たままでいると


「・・チャンミナ?」


ドアの向こうから
気落ちしたようなヒョンの声が聞こえた


「・・・・起きてるか?」


話す事なんて・・・と、言葉に出しそうになった時
「気になる事、引っ掛かってる事、きちんと聞いてからでも、答えを出すのは遅くないんじゃないか?」
そう言った、ヒョンに似た人の言葉を思い出し
大きく一つ深呼吸をして


「・・・・・・なんですか?」


少し震える声で返事をした












ポチ頂けると頑張れます♪


今日は久しぶりにこちらさん!!
ちょっと短いですがキリがいいので、ここまで~
さて、このお話もそろそろ終盤!!
どうやって終わらせようかな~( ꒪⌓꒪)....

公式のホミンを!!!!
SMさん!!!
どうかホミンを私に拝ませてくだせぇ!!!!
そろそろマジで心が枯れるよぉぉぉぉおお
Ʊ”-ʓ(;´༎ຶД༎ຶ`)Ʊ”-ʓ
1枚の写真だけでもいいかさーー!!
頼むよーーー!!ホミン!!!!←発作



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