ひまわりの先に 拍手840000回記念『胸奥に潜む憧憬57』
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拍手840000回記念『胸奥に潜む憧憬57』

『胸奥に潜む憧憬57_C.side』











見知らぬ電話番号から掛かって来た電話
普段だったら出ないのに、何故かその時は出てしまった


「シム・チャンミンさんのお電話で間違いないですか?」

「あ、はい」

「私、先日少しお会いしました、ヒチョルの秘書をしております、イトゥクと申します」


ヒチョルさんの秘書?先日会った・・・?
そう言われて、思い出した!
あの日、ヒチョルさんを迎えに来た人、確かヒョンに
トゥギヒョンって呼ばれてたけど

その秘書さんがどうして僕に連絡を?
突然の連絡に戸惑いながら訊ねた


「あの、すみません、不躾だとは思いますが、今日はどういった事で連絡を頂いてるんでしょうか?」


ヒチョルさんの秘書さんが態々連絡して来てるんだから
内容は勿論、ヒョンに係る事だとは思うけど・・・


「いきなりご連絡差し上げてしまい、申し訳ございません」

「いえ・・」

「チャンミンさん」

「はい・・」

「単刀直入にお伺いしますが、本日のニュースは既に耳にしておられますか?」


あー、それは


「ヒョンとエラさんの件ですか?」

「はい、ご存じだと言う事は、既に内容もご覧になったのですね?」

「一通りは」

「では、大変申し訳ないのですが、ヒチョルが・・社長がお呼びですので、私と一緒に社にご同行お願いします」


え??!ヒチョルさんが呼んでるって・・・え??なんで?


「あ、え?い、今ですか?」

「はい、既に下までお迎えにあがっておりますので」

「え?!!」


その言葉に驚いて、店を出てテラスから下を覗くと
こっちを見上げた秘書のイトゥクさんが、僕を見てペコっと頭を下げ
「一旦失礼します」と電話を切り、店に続く階段に向かった

戸惑いながら階段に向かうと、上がって来たイトゥクさんが
もう一度綺麗な所作でお辞儀をした


「あ、あの、僕なにかしましたか?」

「いえ、チャンミンさんは何も落ち度はありません。社長の読みが甘かったのが原因ですので、不安になるような事は、なにもありませんよ」

「そう、ですか?」

「えぇ、それと、本当に申し訳ないですが、本日このままお連れするように申し使っておりますので、本日の営業は・・」


え、あぁそうか店・・・
振り返って店内に目を向けると
2人が心配そうな顔でこっちの様子を窺っていた

折角出勤してくれた2人にも説明しないと
と、考えていたら


「今日の分の損失は、きちんとお支払い致しますので、ご心配なく」


お金の心配をしていると、思われてしまったようだった


「いえ、そういうのは結構です」

「申し訳ないですが、そういう訳にはいきません」

「ホントに、大丈夫ですから」

「きちんとお支払いするように社長から申し付けられていますので、受け取って頂かないと、私が社長から叱責を受けます」


あー・・それはちょっと気の毒だけど
けど、それでもやっぱり・・・


「イトゥクさんには申し訳ないですけど、振替えで別の日に店を開ければいいだけなので、すみません、お心遣いだけ頂きます」


頭を下げて断ると、何故かクスッと笑われた

なんで笑われたのか?
あ、もしかして揶揄っただけだったか?と様子を窺うように
ジッ...と、笑っているその顔をみていたが・・・・

ヒョンもジヘさんもヒチョルさんもだけど
イトゥクさんも、相当な美形だな

これもある意味類友なのか・・・
恐るべし光族

そんな事を考えながらジーっと見ていたら


「チャンミンさんも、思いの外、負けず劣らずですね?」


何の事を言っているのか分からず、首を傾げた


「まぁそうじゃないと、ユノの相手は務まるハズも無いですね」


何故か満足そうに納得した様子のイトゥクさんに


「それじゃ今度別の形で補填しますので、今日はこのまま一緒に行って下さるという事で宜しいですか?」


別の形ってのがちょっと気になるけど
「はい」と返事をして、2人に事情を説明して店を閉め
イトゥクさんの車に乗りヒチョルさんの会社に向かった


その車内で、会社に着くまでヒョンとヒチョルさんの話を聞いた


「あの、ちょっと聞いてもいいですか?」

「えぇ、私のお答え出来る事であれば」


前を向いたまま、ニッコリと微笑んだイトゥクさんに
前から気になっていた事を訊いた


「ヒチョルさんとヒョンは、仲が良いんですか?」

「私から見た2人は昔っから仲が良いと思いますが、チャンミンさんからは悪く見えましたか?」

「あ、いえ、悪いというか、ちょっとよく分からなくて」

「なにがですか?」


きっとでも、恐らくでもなく
ヒチョルさんはヒョンを相当可愛がっている
それは、前に酔っ払った時に見たあの表情と雰囲気で
そうだろうと思ったし
それに、あのCMの仕事以来、ヒョンを会社で働かせたり
しょっちゅう呼び出したりと・・
どう考えても、自分の傍にヒョンを置きたいんじゃないかって、思えてならい

だけどそれなら、どうして今までそうしなかったのかが
分からない

ヒョンはヒチョルさんに頭が上がらないみたいだし
それに、何だかんだブーブーと文句を言いつつも・・
ヒョンもヒョンで楽しそうに仕事をしてるし

だから前から仲が良いだったなら、尚更不思議だと
そう訊くと
イトゥクさんは、クスクスと笑った

あれ???
僕、また何か変な事言った??

イトゥクさんが笑ってる理由が分からず、ポリポリと頬を掻きながら
首を傾げていた


「クスクス、本当にこれではユノも気を揉む訳だ


呟くように何か言われたけど、聞き取れなかった


「・・あの?」

「すみません、あのユノが振り回されてるかと思うと可笑しくて、つい」クスクス

「そ、そうですか」


どう反応するのが正解か分からず、困った様に笑っていた


「クスッ、すみません、ゴホン..要するに、なんで今になって、って事を知りたいんですね?」


チラッと横目で見たその視線に
嫌味的な意味で捉えられたかもと思って慌てて訂正した


「あ!いえ、その別に変な意味とかではなくて」

「本当に、そうですか?」


う゛っ・・
ホントは少し、ヒョンを取られた様な気持ちがあった

それを見透かされてしまい、バツが悪過ぎて
「すみません・・・」と、項垂れ頭を下げながら謝った


「やきもき、されたんですよね?」

「っ!!・・・す、すみません」

「クスッ、チャンミンさんが謝る事は何もないです。寧ろ、そう思って頂けている事に、安堵してますので」


え?なんで安堵???
どちらかと言うと、兄弟の間柄に対して
独占欲丸出しって、ちょっとどころか、かなり呆れる事じゃ?

何故かホントに嬉しそうに笑みを漏らすイトゥクさんを
ちょっと変わった人なのかな・・と思いながらも
気になって、その事を訊ねてみた


「あの・・兄弟相手に、って、呆れたりしないんですか?」

「しませんね」


即答された


「どうしてですか?」

「チャンミンさんのご兄弟も特殊ですけど、あの兄弟も違った意味で特殊なんです」


ニッコリと微笑んだその顔と今の言葉に
あぁ、僕の家庭の事はもう知っているんだと悟った


「チャンミンさん?」

「はい?」

「社長のご両親が既に他界されている事は、ご存じですか?」

「はい、前にヒョンに訊いて、交通事故で亡くなったと・・」

「えぇ、本当に不幸な事故でした・・・」


哀しげな目をで真っ直ぐと前を見つめ運転しながら
イトゥクさんは話を続けた


「あの事故の原因は、飛び出して来た子どもを避けた事による事故なのですが、社長もユノも・・あの頃は、自分に責任があると考えていたんです」

「??どういう事ですか?」

「元々あの日は・・私と社長とユノの3人で食事をしていたところに、帰国したご両親から連絡が入った社長が食事に誘い、後からご両親も合流して――――・・・



イトゥクさんの話によると

その頃からもヒョンの女性関係は少し乱れていたが
そこまで酷いものでは無かったらしい
だけど、ヒョンを可愛がり心配し将来を案じていたヒチョルさんが
いつもの様にヒョンにお説教を始め、いつもの様に口喧嘩が始まった

それはホントにいつもの事で、ご両親もイトゥクさんも『またか』と
呆れながらも微笑ましく見ていた

だけど・・・その日違ったのは

ヒョンもヒチョルさんもお互いに
普段なら食事の時には飲まないお酒を飲んでいた事

イトゥクさん曰く
「恐らく、久しぶりに帰国したご両親との揃っての食事が嬉しく気が緩んでいたんだと思います」
そして・・・・

いつもなら、ヒチョルさんがご両親を車で送って
ヒョンも自分の車で帰るハズだったが
その日は飲んでいた為
ハイヤーで来たご両親を送れず、ヒチョルさんはイトゥクさんが車で送り
ハイヤーを呼ぼうとするご両親に、ヒョンが自分の車を貸した
送ると言うご両親にヒョンは、酔い覚ましに歩いて帰るといい
「それじゃ、また、気を付けて」と別れ・・・

その後、ご両親が事故に遭われた

ヒチョルさんは、自分が食事に誘わなければ、お酒を飲まなければと後悔し
ヒョンも、お酒を飲まなければ、車を貸さなければと後悔した・・・と


「お互いを責めるような事が無かった分、自分を責め、そしてお互いがお互いを責めてるんじゃないかと誤解をしていた事もあり、暫くの間は疎遠になっていました」

「・・・・・・・・」

「それでも社長は、その日以来、より一層、素行が悪くなり、何に対しても興味を示さず無関心の様になってしまったユノを心配していました」


あぁ・・じゃあ・・・


「・・ヒョンのあの、乱れ、爛れきった女性関係は、その頃から?」

「前も多少はそうでしたが、あれ程になったのは、その頃からです」


そうだったんだ・・・・


「まぁ、お互いの誤解についてはジヘさんが動いてくれたお陰で、必要以上に拗れずに済みましたけど、それでもユノの女性関係も無関心も元に戻る事はなかったんです」


僕と出逢った時も、女性関係については・・・言わずもがなだけど
イトゥクさんが言う程、無関心って感じでは無かったと思う
確かにちょっとテキトーで、フラフラしてる感じはあったけど
それでも、色々と失敗もだいぶしてるけど、お店だってしてるし・・・


「あの、でも僕と会った頃は、無関心って感じじゃなかったと思うんですが?」

「そうですね。少し色んな事に興味を示す様になったのは、んー・・あー・・あれは確か、ドンヘ達と卒業旅行にいった後だったか、単に旅行に行っただけだったか・・・どちらにせよ、その旅行が相当楽しかったようで、帰ってきたら、少し目に光が戻ってました」

「そうだったんですか」

「えぇ、でも、相変わらず誰が何を言っても、素行は悪いし、問題も起こすし、社長や、あのジヘさんが何度誘っても仕事を手伝うどころか、聞く耳すら持っていなかった。だから社長は、昔っからずっと『いつかユノとジヘさんと皆で一緒に仕事をしたい』と思い抱いていた願望は、はもう叶わないんだと、飽きらめていたんですよ?」


赤信号で止まると、イトゥクさんは
何故か融和な微笑みを僕に向けていた


「????」

「分からないですか?」


え??何が???何の事だ???











ポチ頂けると頑張れます♪


すまなんだ!!!!!(。-人-。) ミアネ
長すぎたので、一旦ここまででUPします!!
一応、ラストは見えてるんで
多分、今度こそ後1話で終われるハズです!!←ホントカ?!

どうやら今年のa-nationは
オンライン?!
って事は、トンを観れる可能性あり?!
ありなんですかーーーー?!
エイべさーーーーん!!!!!
期待していいですかーーーー!!!!
( ∫°ਊ°)∫期待値大!!!!!

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ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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