ひまわりの先に 全て妖(あやかし)の所為29
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全て妖(あやかし)の所為29

『全て妖(あやかし)の所為29_Y.side』











違う!!!そうじゃない!!!!
違うんだ!!!!

哀し気に、無理して微笑みながら
その大きな瞳からボロボロと涙を零して
泣いたチャンミンは
俺の手から逃げるように部屋に行ってしまった

その手を掴んで引き止めるのは容易いが・・・出来なかった


「僕はッ・・・僕で、ッ・・その人じゃないっ!!」


勘違いさせてしまったと、その言葉で分かったが
なにをどう言えばいいのか
どう伝えればいいのか、俺には分からなかった

所詮俺はチャンミナの嫌いな妖で、しかも半妖で
ヒトでも妖でもない中途半端な俺になにが言える?

あの涙の意味は
俺を好いているからなのか、それとも
迷惑で不愉快だと思ってなのか・・

俺は、どうやったってチャンミンが好きだから
あの涙もあの反応も、もしかしたら・・・と、どこかで期待してしまうが
元より妖が嫌いなチャンミンが
俺に好意を寄せるなんて事は・・・・


「あり得ないか・・・はぁ...」


馬鹿で身勝手な期待をした自分に呆れ項垂れながら
溜息混じりに呟いた

前ほど嫌われてはないとしても
それが俺と同じ意味での好意だとは限らない・・
というか多分違う

昔の話をしたのは・・
何か期待をしていたワケではなかったハズで
嫌われて当然だと、そう思ってたハズなのに
落ち込んでいる自分の今の状態に、呆れる以外他なかった

けど・・『僕はッ・・・僕で、ッ・・その人じゃないっ!!』と言ったチャンミンに
それだけは誤解だと
そこだけはどうしても誤解を解きたいと顔を上げると


「相変わらず不器用に生きてるね」


不意に聞こえたその声に


驚き振り向くと


酷く懐かしく


あの時、その声に惹かれ捕まった


その時の情景が


ありありと蘇り、頬を撫ぜる風までも


感じた気がした


「・・・・・・・ユ・・・ユ、キ・・・」

「クスッ、その呼び名で呼ばれるのも久しいね」


俺達、妖とは相容れない存在になったハズのユキに
懐かしくも踊りきを隠せずにいた

会うのは・・・

その姿を見るのは、あの日、血に染まった、あの時以来だ


「・・・おっ・・お・・お前、なんで???」

「不器用な友人の行く末を案じて、だよ」ニッコリ


そう言って、しょうがない奴だと言いたげに微笑んだ
その笑顔は
最後に見た、あの悲痛そうに顔を歪ませ、絶望の色を宿した
あの眼、あの姿とは全く違って
それ以前の、穏やかそうだけど、ちょっと小生意気な
雰囲気そのままで
それが懐かしく嬉しくもあって、けれど・・
何も出来ず助けられなかったことは悔しく後悔もあって
色んな感情が織り交ざり
胸が詰まり、泣きそうになって上手く言葉が出なかった


「・・・・っ」

「クスクスッ、なにも泣くことはない。あの時のお前はなにも悪くないんだから」

「・・・っ、うっ」

「けれど!今は、全部どう考えてもお前が悪いな」


ニヤリと笑いながら隣に座ったユキの
その目を見据え・・・なんでもかんでもお見通しなんだと、悟った


「っ・・けど、引き止めて何を言えばよかったんだ?」

「想ってる事、そのまま言えばいい」

「全部俺の勘違いかもしれねぇのに?」

「勘違いじゃないかもしれないだろ?」

「・・・・そう、なのか?」


縋るような気持ちで訊き返すと


「さぁね、本当の事は本人に聞いてみないとわからないな」ニヤッ

「おまっ!!」


そのしたり顔
他人を手の内で転がし、揶揄う様なその性格・・
久しぶり過ぎて忘れていたが
そうだった・・・
こいつは、元々こういうヤツだった
まぁ性格が悪いってワケじゃないが、こいつが素直になんのは
あいつの前だけだったな


「お前・・・相変わらずだな」

「それは、お互い様、だろ?」ニッコリ

「あー、まぁそうかもな」


ユキも少し昔を懐かしむように微笑みながら
視線を上にあげた、その視線を追って同じ様に上を向いた


「こういうのは、当の本人達より周りの方が分かるものだろ」

「・・・・・」

「だから、一つだけ忠告」

「・・・・なに?」

「今は逃げるべき時ではない」

「・・・・・・」


真っ直ぐと見据えられ言われた言葉に
ぐうの音も出なかった


「恐いって気持ちは理解できるが、ちゃんと話をして、答えを聞いてからにした方がいいと思うよ」

「・・・・・・」

「失敗した私が言うんだから、間違いなだろ?」

「・・・・そう、だな」


ユキ達の哀しい結末を見届けたのは他でもない俺で
掛け違ったボタンは
ちゃんと話をすれば直せたハズなのに
それをせず、思い込み、決め付け、そして・・・
最悪の結末を迎えた


「私達の二の舞になるなよ?」

「あぁ・・・」


少し、哀し気な顔をしたユキが立ち上がったが
どう声を掛けてやったらいいか分からず、ただ見上げていた


「あ!そうだ一つ言っとくけど」

「・・・ん?」

「ちゃんと、あいつも一緒に来てるから」ニッコリ


そう言って、ユキは2階を、チャンミンの部屋を
指差していた

え?!!
へ?!!そ、それって?!!


「なっ?!あいつがチャンミンのトコにいんのか?!」

「そう。私が、お前のトコ、あいつは、チャンミンのトコ」


慌てて立ち上がった俺にユキは
クスクスと笑いながら、俺の腕を掴んだ


「妖じゃないんだから、捕って食ったりしないよ。話をしてるだけ」

「そ、そうだけど・・あいつの姿は俺と同じだろ?!」

「大丈夫。それより、お前は大丈夫なのか?」

「なにが?」

「話、するんだよな?」

「ここまでしてもらって、しないワケないだろ?」


さすがにこれで話をしなかったら最低過ぎるだろ
ほんの少しだけ心配そうな顔をしたユキの
その手に手を乗せて


「ちゃんと話すよ」


そう伝えると


「それなら来た甲斐があったよ」


優しく微笑んで手を振り

煙のように体が透け

消えかかった時


「ユノ、本当にありがとう」


今までで一番の笑顔を浮かべ、スーッと消えていった


その言葉に何か憑き物でも落ちたかのように
気持ちが軽くなり
消えた姿を見届けてから、2階へ続く階段へ向かった











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って事で!今日はこちらさんの更新です!!
とりま、こちらさんも後ちょっとで終わりなので
ちょこちょこ更新していこうかと思います!

んで・・明日からは・・・・変態先生の更新をしてみようかと
まぁ、書ければですのでwwww
気長にお待ちくださいませ~

って!!!
ELLE!!!ヤバアババッババババババ
(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ♡「
トンペンをユノペンの息の根を
止めるつもりか?!ユノ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ♡
堪らん!!ひっさしぶりに
滾ったわ!!!!!!!!
(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァハァハァハァハァハァハァ♡←変態


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