ひまわりの先に 恋煩いの齟齬9
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恋煩いの齟齬9

『恋煩いの齟齬9_Y.side』











こんなに誰かを好きになるのは初めてで
浮足立っていた

朝「おはよう」と恥ずかしそうに挨拶をされただけで
ニヤケ舞い上がったり

もう殆ど癖になりつつある
チャンミンを愛でるように眺めている視線がぶつかっても
前の様に誤魔化す事をしなくていいんだと思えたり

ダンス練習の時にチャンミンを見付けてニヤケたり

そんな俺の変化をドンヘ達に弄られ揶揄われても
それすらも悪くないと思えたり

けど、余裕なんてもんはこれっぽっちもねぇから

相変わらずキュヒョンとの距離感と仲の良さに
俺はまだそこまで近付けねぇし、触れらんねぇのに・・羨ましい
って思うよりも、イラッとジェラるし
クラスの女子に話し掛けられて、耳を赤くしてんのを見ると
ムッとしてしまう


チャンミンは俺の恋人だ!!!


って言いふらしてぇが・・・
んな事、勝手にしたらチャンミンが嫌がるかもだから、まだ言わねぇ

でも、さすがにちょっとぐらい
周りの奴らにアピってもいいかと、声を掛けようとした時


「ねぇ~?ユノって、最近真面目君と何かあるの?」


またいつの間にか近くにいたアミに腕を掴まれ
引き止められ聞かれた


「真面目君って?」

「同クラのシム・チャンミン」


!!!!!!!


顎でチャンミンを指され
内心マジで動揺したが、それを顔に出さないようにしていた


「だったら、なに?」

「んー?虐め、よくないよ」


・・・・・・・はぁ?!


「お前、なに言っ」

「それとも、まさか友達だとか言わないよねぇ?」

「ちげぇよ」


友達じゃなく、恋人だからそう言ったんだが


「だよね~?なんかさー皆、最近ユノが真面目君の事、気にしてるみたいな事言ってて、虐めてんじゃない?とか、なにか真面目君に弱味握られてるんじゃない?とか、あり得ない組み合わせで色々噂になってたからぁ、あ!でもアミわ~そんな事ないって、言ってたんだよ?けど皆がさぁ~・・・・・・


アミの、その話に・・目立つのが嫌いなチャンミンが
俺の所為で悪目立ちしている事に
その時やっと気付いた

それでなくても、元々俺とチャンミンには
接点らしい接点なんてものは無かったが
やっと出来たホントの接点は『恋人』だってのに・・
周りから見た接点はそれって・・・どうなんだ?最悪じゃねぇ?

そんな噂がチャンミンの耳に入ったら・・・ヤバくね?

告って付き合い始めたからって
秒で仲良くなるワケじゃねぇし、寧ろまだ話すら全然だし

今までは、ただ見てるだけだったから
いきなり馴れ馴れしくすんのもどうなんだ?って思ったり
それに、ずっと好きだからな・・恥ずかしいっての、大事にしたい
ってのもあって
なかなか話し掛けられずにいたけど
んな事してたらいつになっても・・・と思って
行動に移そうとした矢先に、これか?

話が出来るようになったらLINEとか交換して
一緒に帰れる時は2人で帰ったり
どこかで寄り道して飯でも食ったり
普通に挨拶を交わしたり
休みの日にはデートに誘って手を繋いだり
なんならダンスのマネージャーみたいな事を
お願いしてみようかと

マジで、色々と考えてたってのに・・・

そんなヤベぇ噂が広まったりしたら
押して、流されるように付き合う事に頷かせたからな
悪目立ちしてんの耳にしたら・・・
ドン引いて、やっぱり俺とは無理だって思われ兼ねない・・

折角、やっと想いが通じたってのに、そんな噂で手放したくない

今ここでガッツいたら、マズい事に
最悪な結果になりそうで

押し負けたとしても・・俺と付き合うって、頷いてくれたんだから
今はまだ、俺はチャンミンの恋人なのは間違いねぇ

だから

せめて変な噂がこれ以上たたねぇように
チャンミンとの距離を縮めるのも、話し掛けんのも
見つめ過ぎんのも我慢する事にした


今だけ


少しの間だけ


以前のままの距離感でいようと


頑張って我慢して


堪えて・・・そうしていたら



気付いた時には



チャンミンは・・
俺に挨拶をする事もなくなり
目が合う事もなくなり、寧ろ目を逸らされているような・・
なんでか暗い顔をしているようで
もしかして、あの噂を聞いて・・俺を、避けてんじゃねぇか?!
そう感じるようになった


さすがにそれが何日も続いたら気になって
昼休みにちょっと話をしようかと、学食で昼を食べてから
教室に戻ったが、チャンミンの姿は無かった

チャンミン達は弁当派だから
いつもなら昼休みも教室でゲームとか本とか
読んでんのに

ドアんとこで、キョロキョロと廊下と教室を探してみたが
やっぱり居なかった
トイレか?
そう思いながらキュヒョンに近付いた


「なぁ、チャンミンは?」

「・・・・・さぁ?知らない」

「一緒じゃねぇの?」

「独りになりたいって、どっか行ったけど?」


睨み呆れるように俺を見上げるキュヒョンに
「そか、悪い」と言って教室を出た

チャンミンが行きそうな場所ってドコだ?

食堂・・には居なかったな
屋上?保健室??生徒会室???
思い当たるところを片っ端から探してみたが見当たらなくて
特別室の方かと渡り廊下を歩いていたら


「あれ?まだ、見つかってねーの?」


後ろからドンヘ達がニヤニヤしながら近付いてきた

なんでチャンミンを探してんの知ってんだ?
と一瞬おもったが
まぁ多分キュヒョンに聞いたか、なにかしたんだろうと察した


「ドコにもいないん?」

「ん・・・あぁ」

「図書室とかは?」

「今から行くとこ」

「なら、俺らも一緒に探してやるよ」

「・・いらね」

「遠慮すんなってー!」

「遠慮させろ」

「まーまー、いいじゃん♪」

「よくねぇわ・・お前らうるせぇから、くんな」


シッシと手で追い払う様にしながら歩き出したが
走り寄って来たドンヘに無理矢理肩を組まれた


「オコなの?ユノヤ~」ニヤニヤ

「うっせ」

「可愛い子ちゃんの事になると、マジ心ミジンコ並みなwwww」

「大丈夫だって!見つかったら俺らちゃんと隠れっから♪」

「いや、マジどっか行け」


何度追っ払おうとしても、相変わらず全く響かねぇ3人に
溜息を吐いて諦め
図書室・・音楽室・・・美術室・・・・探してみたけどドコにも居なくて
最後に視聴覚室を確認しようとした時
化学の先生に見つかって「用が無いのに勝手に入るな」と注意されてしまった

そろそろ休み時間も終わるからと
見付けられなかった事に、ガックリと項垂れ
もしかしたらもう教室に戻ってるかもと、その場を後にした


「ってかさー、お前が付き合ってんのって、アミだっけか?」


いきなり意味の分からねぇ事をドンヘが言い出して
思わず不機嫌そのままの顔で返事をした


「あ゛?アホもそこまでだと、イタイだけだな」

「おまっ!酷っ!!」

「どっちが?!」

「今のはどう考えてもそっちだろ?」

「あ?人が落ちてるって時に意味わかんねぇディスり方すんのは酷くねぇのか?」

「ディスりじゃねーし」

「なら、なんだ?」


イライラしながらドンヘを睨んでると
ドンヘを庇うようにウニョクが間に割って入ってきた


「お前らが付き合ってるとか、デートしてんの見たってヤツらがいんの。それにアミも満更ってか、その噂の出処の一つなんだよ」


付き合ってねぇし、そもそもデートなんかしてもねぇのに、なんだその噂
あいつも何に考えてんだ?バカバカしい


「んで?それをドンヘはそれを真に受けたのか?」

「あのなー俺だってそこまでアホじゃねーっての」

「そーそー、一応これでも心配してんだよ・・・つーか、ユノ、お前は、なに落ちてんだ?」


ドンヘの頭を慰めるように撫で、そのまま肩を組みながら
シウォンが俺に顔を向けた


「お前、まさか何かヤらかした?!」

「まさか無理矢理?!」

「あらヤダ、肉食」


口を手で隠し目を見開いて揶揄うドンヘ達に呆れていたが・・
寧ろその真逆だった

無言で目を逸らした俺の態度を
肯定と取ったドンヘが「え!?マジで?!!」マジなトーンで聞いてきた


「ちげぇから・・・なんつーか、その、逆に?」

「え?まさか・・・ユノユノともあろうヤツが、なんもしてねぇとか?」

「いやいや!さすがに付き合ってんだから、なんもねーとかねーだろ?」

「あーでも、話してると事か見た事なくね?」

「んなの俺らの前ではしねーだけで、裏で色々ヤッんだろー!なーユノ?」

「・・・・・・・・」


マジでなんもしてねぇから、返事をせずに
目を逸らすと


「・・おいおい、嘘だろ?!」

「マジかよ?!」

「・・・ほっとけ」

「おまっ、マジどんだけ好きなんだよ!!」

「あはははっ!マジだ!」

「ウケんだけどww」

「お前ら、うるせぇ」


ケラケラと笑う3人を置いて先に歩き出すと
心配そうな顔をしたドンヘがトコトコと近付いて来て
また肩を組んだ


「んじゃ、アミの件はどうすんだ?」

「・・知らねぇよんなバカな話」

「いやけどさー、あいつマジでお前と付き合ってるって勘違いしてんじゃん?」

「は?!」

「そうそう、思わせぶりな態度取ってっからなー」

「あ゛?俺がいつ?!」

「はいはい、気付いてねぇ時点でOUT~!」

「あーあー、弄ばれちゃって、可哀想に」

「ユノヤ~、んな事ばっかしてっと、可愛い本命ちゃんにチクんぞ」

「お前ら、マジでいい加減にしろよ?!」

「人たらしスキル高すぎな!」

「だから、俺はなにも」

「どうせ、無駄に優しい言葉でも掛けたんだろ?」

「それな」

「そうそう」

「無意識が一番タチ悪いわ~」

「面白いから罰ゲームで告れって言ったお前らの方がタチ悪いだろうが!」

「あはは~!言えてる~」

「けどよー、そのお陰だろ、付き合えたの」

「そうそう!ちげーねーな!」

「あはははは!俺達に感謝しろよ~」

「・・・・誰がするか」


俺を弄り倒す3人と、ワイワイとダベりながら教室に戻って
チャンミンを探したが、まだ戻って来ていなかった

あれ?まだどっか行ってんのか?

チャンミンの机を見ながら席について
戻ってくんのを待っていたが
チャイムが鳴っても、チャンミンは教室に戻って来なかった

帰ったか?!とも思ったが
机に鞄が掛かってるし、キュヒョンもなんかキョロキョロしてるし
帰ってはなさそうだった

あの真面目なチャンミンが授業をサボるとか・・ありえねぇ
なんかあったか?!

授業の内容なんか一ミリも頭に入ってこなくて
ソワソワしながら
どうしたらいいか考えていたら

ガラガラっといきなりドアが開いたから、チャンミンか?!と
顔を向けたら担任がドアの方に歩いて
誰かと何か話していた

様子を窺ってると、白衣を着た保健医が
ツカツカと教室に入って来てチャンミンの机のトコで止まり
キュヒョンがチャンミンの鞄に荷物を詰め出した


「おい、ユノ」

「ん?」

「チャンミン、保健室にいんじゃね?見に行かなかったのか?」

「いや・・・」


俺が見に行った時はいなかった

保健医とキュヒョンが何か話して、チャンミンの鞄を持った
そいつをジッと睨むように見ると

ニヤリ

と、意味ありげに俺を見て笑った



は?!


今のなんだ?!!なんの笑みだ?!!!
なんかスゲー、イラつく

今はまだ授業中だから、そいつを追いかけて、今のはなんだ?!
とは聞けず
それに、そいつがチャンミンの鞄を持って行ったってなら
チャンミンは保健室いるんだろうと
取り合えず授業が終わるまで待って、終了のチャイムが鳴るのと同時に
席を立ち保健室に向かったが

チャンミンの姿も

保健医の姿も無かった


そして・・・・

その日以来・・チャンミンは学校に来なくなった











ポチ頂けると頑張れます♪


いや、学校にはちゃんと登校してますからwwwww
まぁ、黙って保健室通いしてるし
LINEすら知らないからね・・・
学校に来てないって思うよねーー
ってか、もう9話wwww
後1話で纏められるか?!
また長い1話になるかもwwwwww


ってか!!!
ドレッドヘアのユノ!!!!!
何事?!可愛い!!!(΄◞ิ౪◟ิ‵)♡
なにやら、キャンディーチャレンジの何か
らしいね!!
んで、色々とチャンミンとも準備してるみたいだし!!
期待しちゃう!!!!(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡



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ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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