ひまわりの先に 恋煩いの齟齬10
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恋煩いの齟齬10

『恋煩いの齟齬10_Y.side』










学校を休み続けてるチャンミンが、どんなに心配でも
家も知らなければ、LINEすら知らねぇから
理由を聞こうにも手段が無かった

唯一の手段と言えば、仲のいいキュヒョン

チャンミンがなんで休んでんのか
体調でも崩してんのか聞いてみたが


「・・・・知らない」


と一蹴され、怪訝な顔を向けられるだけだった

こんな事になるなら
もっと早く、せめてLINEだけでも交換しとくんだった

心配とモヤモヤしたまま
明日は来るかもしれない、そしたらちゃんと話をしよう
そう思っていた


明日こそ・・・


きっと明日は・・・・・


登校しないチャンミンを
まだか?大丈夫か?何があった?と1週間待った

さすがに1週間来ないってのは何かあったとしか思えねぇが
それを確認する術がねぇ

俺がどんなに心配してモヤってようが
チャンミンからも、特にキュヒョンを通じて、とか
そんなのも全く無く・・・

もしかして

このまま自然消滅を狙ってるとか
ホントは俺と付き合った事を後悔してて・・けど
直で言えねぇじゃら休んでるちとか
あの悪い噂を耳にして嫌になったとか・・・

逢えない日々が続くにつれて、どんどんと悪い想像しか
出来なくなって、ボーっと毎日
そんなんばっかり考えるようになっていた

登下校中も・・休み時間も・・ダンス練習の時も・・勿論、授業中も

体育の時間に、また
ボーっとチャンミンの事を考えて上の空でいると
視界にいきなり人影が・・・

あ!ヤベっ!!

気付くのが遅れ、避けきれなくそのままぶつかり
体勢を崩して足を捻ってしまった

捻った瞬間は痛みがあったが
暫くしたら痛みは引いた、まぁ別にたいした事はねぇけど
捻挫とかでクセになったらマズいからと
先生にも念の為、保健室で診てもらうように言われ
とりま、シップでももらうかと保健室に向かおうとした


「ドンヘ、わりぃちょっと行ってくる」

「おいよー、一人で大丈夫そ?」

「あー、ヘーキ」


ヒラヒラと手を振って
少し足首に違和感を感じながら歩き出したら


「ごめん、ユノ・・・」


心配そうな顔をした、俺にぶつかってきたアミが
俺を支えるかの様に腕を組んできた

・・・・・はぁ・・・めんどくせぇ

別に支えは要らねぇし、一人で歩けるから平気だ
と言っても
その腕を離さなかった


「足、マジで痛くない?」

「あぁ・・・」

「本当に?マジで??」

「痛くねぇよ」

「無理してない?」

「してねぇから」

「アミの事、庇ってくれたんでしょ?」


言ってる意味が全く分からず
は??何の事だ???なに言ってんだ???
と、呆れ半分で見下ろしていた


「あ、ユノってぇ~・・」

「あのさぁ、なに言ってんだか分かんねぇけど、マジで1人で平気だから、お前は授業戻れよ」


しつけーし、なんか嫌な予感しかしねぇから
そう言ってその手から腕を抜いた


「え!で、でもぉ~心配だしぃ」

「はぁ...大丈夫だって、ちょっと捻っただけだから」

「でもぉ~私がぶつかったからでしょ?」

「別に痛くないし、保健室ぐらい一人で行けんだけど?」


さっきから何度も言ってんのに
それでも、まだアミは上目遣いで俺の様子を窺うように見上げていた

マジ、めんどくせぇな・・・

溜息混じりに目を逸らして
シカトしてれは授業に戻るかと保健室のドアに近付き
そのドアに手を掛けたが・・アミは俺の後を付いてきた


「あのさー、ホント、しつこいんだけど?」

「あ、ちょっとユノぉ~」


いい加減ウザくなって、振り向いて面と向かって
ハッキリと言ったにも関わらず
それでもアミには伝わってない感じだった

プラス思考が悪いとは言わねぇが、空気ぐらい読めよ

うんざりしながら保健室ドアを開けて中に入ったが
中には誰もいなかった

どうすっかな、勝手に湿布貰ってくのもヤバそうだし
まぁ足も違和感はあるが
痛みはねぇから、とりま一旦戻った方がいいか?

中の様子を窺っていた視線をアミに移すと
なんでか少し嬉しそうな顔をしていた

??なんだその顔?


「なに?まだなんかあんの?」


もう用はねぇだろ?って意味で聞いた言葉に
返って来たのは予想外の言葉だった


「ユノ、今フリーなんでしょ?」


・・・・・・・は?


こいつ・・・なにが言いてぇんだ?
その質問に、今度は心底呆れながら


「・・・・・・だとしたら、なに?」


冷めた目を向けたってのに


「私と、付き合わない?」


全然通じてなかった・・・つーより
なんでが勝手に盛り上がって、ニコニコしだした


「皆、お似合いだって言ってくれてるしぃ、私と一緒だったら楽しいでしょ?ね?」


お似合いってのは知らねぇが
楽しいってのが、どうでもいい相手だから
気にもしてなくて楽だって意味なら


「あー、まぁそうだけど・・・」


と返事をすると、勘違いしたのか
ウキウキした顔で見上げ俺の服をちょこんと掴んだ


「ね!!ね!!それに皆、私達が付き合ってるって思ってるみただし~」

「らしいな」


迷惑でしかねぇけどな・・マジ、こいつ無理だわ
ウンザリしながら顔を背けた視線に
端っこのベッドだけが、カーテンに囲まれてる事に気付いた

あ、もしかして誰か寝てんのか?
煩かったか・・

悪い事したと、ベッドの方に向けていた視線を戻そうとしたら


・・ん?・・んん?!・・あれ??!

そのカーテンの傍の床に


「それに、私達が本当に付き合えば勘違いしてる人達も牽制できるし、ウィンウィンでしょ♪」


まだアミがなんか言ってたが
その落ちている物が気になっていた


「ねー、ユノぉ、聞いてるの?」

「・・・ん?あぁ、ウィンウィンだろ」


服を引っ張るアミにテキトーに返事をしつつ
俺の服を掴んでるその手を外して
落ちている、それに近付いた

あ・・・

やっぱりだ

これ!!!!

拾い上げたそれを握りしめて
閉まっていたカーテンを、まさか?!と思いながら
勢いよく開けた

が・・いなかった


「・・・・・・」

「ユノ?どうしたの??」

「・・・・・・」

「ねぇ、それよりぃ~さっきの話、アミとぉ~・・」


正直、今それどころじゃねぇんだが
ここで、この話を有耶無耶にしたら
余計に面倒な事になる予感がした


「悪い、俺からしたら何もウィンな事ねぇんだけど?」

「え?で、でもほら皆もぉ~・・」

「皆とか知らねぇし、そんなんどうでもいい。俺、好きな奴いるし、そいつと付き合ってるから、お前との噂流されんの迷惑でしかねぇよ」

「!!・・で、でもアミの事、送ってくれたり・・」

「別にそれ、お前だからとか関係ないから」

「け、けどさっきも庇って・・」

「庇ったつもりもない」

「っ!」


そう言うとアミは
今にも泣き出しそうに眉を顰めた顔をしていた

やべえ・・泣かすとかそんなつもりは・・・
はぁ...それもこれも・・・全部・・・俺が悪いな・・・

ドンヘ達も言ってたが
多分俺の態度とか対応が、こいつを勘違いさせたんだろう


「悪い、勘違いさせるつもりじゃなかったんだけど」


めんどくせぇヤツだけど、悪い事したと思って
頭を撫でようと手を伸ばしたら、パシッと払い除けられた


「だ、誰も勘違いなんてしてないわよっ!わ、私はただ皆がユノと付き合ったら?ってしつこく言うから、そうしてもイイかなって思っただけだしぃ~っ、わ、私が好きだとか、そっちこそ勘違いしないでよねっ!!!」


俺睨むように見上げるその眼は・・
言葉とは裏腹に潤んでいて、それが虚勢分かっていたが
そこでそれをツッコむ程、野暮な人間じゃねぇ


「あー、うん悪い」

「ってかー!!マジ無いんですけどー!恋人いるのに他の人に、そうやって気があるような事するとか、ありえないんだからっ!!」フンッ


捨て台詞を言う様に、そのままアミは保健室を出て行った

気があるような事ってのが、なんの事なのか
イマイチ分かんなかったが
今は、それよりも知りたい大事な事があった

拾い握り締めていた手を開き

その手の中にある

シャーペンをジッと見つめていた

俺の見間違いとか、憶え間違いじゃなければ
このシャーペンは・・・


「?ん?あ、なにお前、ここで何してんだ?なんか用?」


後ろから声を掛けられて振り向くと
白衣を着た・・人を見透かすような目を向けた
あの保健医が立っていた


「・・・用があるからいんだけど?」


その目も雰囲気もなんとなくイラッとして
ポケットにシャーペンを入れながら言い返した


「ふ~ん・・で?どんな用?」


近付きながら、上から下までジロジロと見られた


「足・・捻ったから、念の為診てもらえって言われたけど・・・止めとく」


なんだかやっぱりイライラすっから
元々痛みはないし、もういいや、と授業に戻ろうとしたら


「座れ、チョン・ユノ」


トンっと肩を押されて、椅子に座らされた


「別に痛くねぇし!ちょっと捻っただけだから」

「あーはいはい、うるせガキんちょだな、いいから黙って診せろ」


勝手に靴と靴下を脱がされ
止めろ!!と手を出して、その手を払おうとしたが
既にその手は離れていて
空ぶってしまった

なっ!!クソ、カッコわりぃ

一人空回ってんのが恥ずかしくなって
この場から早く逃げたくて、そそくさと脱がされた靴下を
掴んで履こうとした


「あーそれ、軽いけど捻挫してっから、暫く無理すんなよ」

「・・え?でも痛くねぇんだけど?」

「痛めた場所によっては、使わなければ痛みは出ないんだよ」

「・・・暫くって?」

「ん?まぁ軽いし腫れも少ないから、1週間ってとこだな。取り合えず今はシップ貼ってやるから、足、出しとけ」

「あ、はい」


その保健医は、さっきまでの嫌な感じは無く
至って普通に手当ても処置もしてくれた


「痛くないからって調子乗ってダンスとかすんなよ?」

「え?ダメ?」

「ん?悪化させて靭帯損傷させて、手術したいってなら、別にいいじゃね?好きにしろよ」


ニヤリと口角を上げ笑うその悪い笑顔に
きっとそれ、冗談でも大袈裟に言ってるってワケでも
ねぇんだなと思った

とりま、言う事聞いといた方がいいと
処置してくれた事に「ありがとうございました」と礼を言って
立ち上がった


「それにしてもなー、チョン・ユノ?」


何か含んだように名前を呼ばれた


「??なんですか?」

「モテ男は色々と大変そうだな?」ニヤッ

「!?」


さっきのアミとの話、聞かれてたか・・・


別に、好きでもねぇヤツにモテても意味ねぇし・・・」


思わず、最近溜め込んでいたモヤモヤを
消化するように、ボソッと本音を口にしてしまった


「なにお前、恋人に好かれてねーの?」


ギクッ...


「べ、別に、んな事、先生に関係ねぇだろ!」

「あーあー、強がっちゃってー、青春だね~」

「う、うるせぇし!!」

「お前さー、どうでもいいヤツには優しいけど、恋人には何も出来ないタイプだろ」

「!!!!!!!」


なっ?!!こいつ!!マジで!!!!


「お前より長く生きてる人間として一つ忠告してやるよ」

「・・・・んなもん!いらねぇし!ほっとけ!」


やっぱりいけ好かねぇヤツだと
入り口に向かって歩き、ドアに手を掛けた


「ちゃんと言葉で"好き"って言わねぇと、想ってるだけじゃ気持ちは伝わんねーからな!」


その言葉に

手も足も止まった


あれ?


俺・・・チャンミンに好きって言ったか??


チャンミンには言わせたが・・・俺は?


「頑張れよ、拗らせ男子~」


揶揄う様なそいつの視線から逃げるように
ドアを開け、授業に戻る為に歩き出したが

さっき言われた事が頭の中を駆け巡っていた



『想ってるだけじゃ気持ちは伝わんねーからな』



ポケットに手を入れ

保健室で拾ったシャーペンを取り出し

ジッと見つめていた



俺・・・・一言も・・・・チャンミンに・・・・・伝えてねぇじゃん


最低だ・・・・










ポチ頂けると頑張れます♪


はい!!ごめんなさーーい!!!
終わりませんでしたwwwwwwwww_(┐「ε:)_...
って事で
後1話ありますwww
もう暫くお付き合い下さいませ~

ボッチーーー!!
久しぶりのボッチじゃないですかぁ(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
そして
結婚式に参列したユノ~(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
相変わらずイケメンで・・なによりです♡(←病気)

業務連絡
ピンバッジ!明日?いや、今日ですねwww
発送予定です!!
お待たせしてすみません。。。
届くまで今暫くお待ちください┏○))ペコ

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東方神起が大好きで、
ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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