ひまわりの先に 3つの"しこう"(その時)3
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3つの"しこう"(その時)3

『3つの"しこう"(その時)3_Y.side』














チャンミナが爆睡した翌日
店に会いに来る、と連絡が入って色々と気を付けようと思いつつも
会いに来てくれるって事が嬉しくて、顔がニヤけていた


「ヒョン・・その顔ヤバいから、お客さんの前でしないで・・」


ドン引きしたような顔でシウに諭された


「そんなにか?」

「うん、変態が滲み出てる」

「悪い」


そう言ってる顔も緩みきっていて、自分でも呆れつつも
緩みっぱなしな口元を手で隠しながら落ち着かせるように撫で付けていたが
なかなか元に戻らず暫くニヨニヨとした顔をしていると

ポロ~ン♪とLINEの着信を知らせる音が鳴った

スマホをタップし表示されたそのメッセージを読んだ途端
さっきまで、どんなに元に戻そうとしても戻らなかった緩んだ顔が
一気に無に戻り、自傷的な笑みが漏れた

そんな俺の表情に気が付いたシウが「どうしたの?」と心配そうに聞いてきたが
なんでもない、といつもの表情を装ってstaff roomを出たが


『すみません、仕事で行けなくなりました』


さっき見たLINEのメッセージが頭にこびり付いて離れない
十分過ぎる程に自覚はしているつもりだったが
会えない、ただそれだけでこの凹みっぷり、想像以上に重症だ
それに加え、来れなくなった理由は仕事だと分かりきっているのに
もしかしたら、例の女性と・・・と、余計に自分で自分を凹ませる脳みそが恨めしい


「はぁ...」


自分のその状態に驚く反面、感心していた
ここまで誰か一人に固執する自分にも、そうさせている無自覚なチャンミナにも

凄いのは、俺か、それともチャンミナか・・・

澱み真っ黒な心の澱が、溢れ漏れ出そうになる、
人には知られてはいけない仄暗い欲望を、想像と妄想で消化するため
staff roomに戻り、いつもの様に文字に起こし言葉を紡ごうとノートPCを起動させたが
キーボードを打つ指が上手く動かない
紡ぎ具現化しようとする言葉や思いが指に絡まり文章にならない

それでも、止まらない想像を纏まりのない、ただの言葉の羅列として吐き出し
無理矢理指を動かした


「酷いもんだな」


画面に表示されている、文章なんてものには程遠い言葉の集合体から目を逸らし
ソファに凭れ掛かり天を仰ぎながら溜息を吐いた

今日、会わなくて正解だったな

もし会っていたら、ホントに実力行使してしまっていたかもしれない


そろそろホントの意味で腹を括る必要がある


限界がもうすぐ目の前に迫っているのを感じた


その日を堺に
チャンミナに気付かれないように、けれど確実にチャンミナとの直接的な接点を断った

チャンミナの生活リズムは把握しているし
今現在相当仕事が忙しいことも、それが暫く続く事も知っている

基本的に家には帰らず、店とホテルを往復する毎日を送ると
予想通り、チャンミナに会うことは無くなった

一日、二日、三日・・・
会わない日々を積み重ねると、捌け口のない想いが募り
囚われた様に頭の中はチャンミナの事しか考えられなくなって行った

その日
どうしても家にある資料が必要で、チャンミナが既に出勤した時間を見計らって
久しぶりの我が家に向かった

エレベーターを降り、玄関の鍵を開けようと手を伸ばした時だった

ガチャ

ドアに触れる前に扉が開き、妄想と想像と動画と画像で補っていた、可愛くてカッコイイ、その本人が目の前に居いて
時が止まったように目が釘付けになり、頭が真っ白になったまま、無意識にチャンミナの手を掴んでいた


「ユ、ユノ??」

「・・・」


あぁ、可愛い・・・

掴んでいる手を撫でる様に親指を動かすと、ピクン、と身体が小さく反応していた

あぁ、堪らない・・・

その反応も、匂いも、赤い耳も、寝癖が付いている少しくせっ毛な髪も、俺より背は高いのに少し小さいその手も、柔らかく触り心地の良い肌も、大きくて綺麗なその瞳も、その声も

頭の先から、つま先まで、その全てを俺だけのチャンミナにしてしまいたい

このまま玄関の鍵を掛けて、閉じ込めて、
この手を最大限に有効活用して快楽に溺れさせ、グズグズでぐちゃぐちゃにしてしまおうか

邪な欲望の思考に侵食されながら、ジッとチャンミナを見つめていた


「ユノ?」


少し不安な様子で俺を見る、その闇の無い綺麗な瞳に見つめられると
スーッ...と毒気が薄れ、真っ黒な妄想が影を潜めた


「チャンミナ、寝坊?」

「!!」


寝癖に手を伸ばすと、ハッしたような顔で腕時計を確認していた


「ヤバッ!!」


分かりやすく慌て出したチャンミナに、送っていくか?と聞いてみたが
「大丈夫」だと言って


「なんか疲れてるみたいなので、ちゃんと休んでください」


そう俺を気遣ったチャンミナは「行ってきます」と慌ただしく部屋を出て行った

部屋に一人残り必要な資料はとっくに探し終えていたが
俺はまだ部屋に留まっていた

チャンミナの残り香がする部屋に居ると、不穏でささくれ立っていた心が
落ち着き、久しぶりに穏やかで楽しい妄想が浮かんでいた

その香りを堪能しつつ、これなら、とノートPCを部屋から持ち出し
リビングでチャンミナの気配と匂いに囲まれたまま
執筆を始めると、分かりやすい俺は、スランプだったのが嘘のように
カタカタとキーボードを軽快に打っていた

区切りのいいところまで打ち終えると、外はすっかり暗くなっていた

恐らく今日は帰宅するであろうチャンミナと鉢合わせしない為
荷物を纏めていた

ん?あ、そうだ、あれも持っていこう

ユーティリティスペースにある洗濯物の中から
チャンミナの匂い付きのスウェット(パジャマ)を取り出し鞄に入れた

最近全く執筆が出来ないのは100%チャンミナ不足によるもの

分かりやすい自分に呆れるような笑みが浮かぶが
ほんの数秒だけ、その姿を見て、触って、匂いを嗅いだだけで持ち直すなら
匂いだけでもイケるのでは?と考え持ってきたスウェット
効果は多少あるものの、匂いは時間が経てば薄くなってしまう

そうなるとまた、書けなくなる

それが分かった俺は、チャンミナが眠っている時間を見計らって、こっそり家に帰り
その姿を愛で、起こさない程度に、その髪や肌に触れ、キスを落とし、味わい、香りを嗅ぎ、ギリギリまで堪能し
そしてチャンミナの物を少しづつ持ち帰っていた

徐々にホテルの部屋に増えていくチャンミナの私物に囲まれながら執筆をしていたが
それにも限界はあって、やっぱり物は物でしかなく
どうやってもチャンミナの代わりにはなり得なかった

次第にまた執筆の手が止まるようになっていた


「はぁ...」


フラストレーションを吐き出すように溜息を吐きながら、店のグラスを拭いていたら
ポロ〜ン♪と、スマホが鳴り、チャンミナからドコにいるのか?と連絡が入り
店にいると返事をすると、秒で「直ぐ行きます」と返事がきた

その返事に一気に気分が高揚するが
また、駄目になるかもしれないと、下手に期待し過ぎないように
自制してみるものの、暫く経っても断りの連絡は入らず、少し落ち着きをなくしながら時計に目をやった

時間的に、そろそろ着くか?

そう思うのと同時に足が入り口に向かっていた
ドアを出て、外への階段に目を向け見上げると、見知った後ろ姿が見えた・・・が
どうやら一人では無いようだった

聞こえてくる声は女性

なにを話しているのか、下から見上げながら聞いていた











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かなーーーり、お久なこちらさんの更新
ってか、すんません
こっちのお話UPするのすっかり忘れてましたwww(汗)
とりま、こちらさんのお話を先に
終わらせる方向で行きます
コロコロ変更してミアネ_(┐「ε:)_。。。


ってか、トン不足でしんどいわー
自家発電もままならなくなりそうなので
ブルーレイ予約したッス!!!!
楽しみ〜♪


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妄想が腐ってるのはデフォですwww

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