ひまわりの先に 拍手900000回記念『背中合わせな慕情14』
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拍手900000回記念『背中合わせな慕情14』

『背中合わせな慕情14_Y.side』












それがどんな事なのか見当も付かず、不安げに目を泳がせるチャンミナの手を
ポンポンっと落ち着かせる様に撫でて目を合わせる様に名前を呼んだ


「チャンミナ?」


覗き込む様に目を向けると、長い睫毛を何度か瞬かせてから
俺に目を向けた


「ま、まず、その最初に言っておけば良かったんだと思うんですけど、その、ぼ、僕もその色々と戸惑ってて・・・」

「うん?」

「あの僕、自分ではそんな事ないと思うんですけど」

「うん」

「キュヒョナとか家族に言わせると表情筋が退化しているらしくて」

「・・・へぁ?」


飄々としたいつも通りな顔で、いきなり言われた言葉の意味がイマイチ分からず
思わず変な声を出しながら、その表情を見ていた

・・・あー・・んー・・・
と、言われても、いつもと、何も変わりないけど??


「だから、その僕・・・今も凄く戸惑ってるんですけど、多分、表情には表れていないかと」


様子を探るような目線を向けられ、驚きながらコクンと頷いた


「マジで、今も?!」

「はい」


そう言われても、その表情はいつもと変わりなく、けれど
よーーーーーく、じーーっと観察すると、長い前髪に隠れた眉毛がほんの少し
心持ち不安げに下がっているようにも見えた

え?じゃあ、もしかして


「嫉妬してたってのも、マジな話?」


まだ少し半信半疑で聞くと「はい」と返事をして領いた髪から覗いて見えたチャンミナの耳は
紅く染まっていた

あ、耳が真っ赤だ

・・・・・・って事は、ホントにいつも通り表情は殆ど変わりがないけど
耳が赤いって事は、嫉妬してた事が恥かしいと感じてるって・・・そういう事、か?!

マジか?!!!

俯いている顔を覗き込むように首を傾げると目が合ったが
パッと逸らし、その目を泳がせていた

・・・え?じゃあ、もしかして今のこれも??


「目を逸らしたのは、俺と目が合ったのが嫌だってワケじゃ・・」

「!!ち、違います、 そういう意味じゃないです」


じゃあ、もしかして・・・


「恥かしい、から?」

「っ!そ、それもありますけど 」

「・・・けど?」

「その、慣れなくて」

「??人と目を合わせるのが?」

「いや、そうじゃなくてユノさんとだと、色々どうしたらいいか分らなくて、です」


耳は相変わらず紅く染まっていて、俺からまた目を逸らし
手の甲で顔を隠すようなその仕草さも・・・ホントにそういう意味でって事か?

そう思うと、気恥ずかしそうにしている様に見えなくも無いが
でも、・・・と
キュヒョン君の事を思い出して、モヤっとした気持ちまで一緒に引きずられるように思い出してしまった


「・・・じゃあ、俺に笑顔を向けてくれないのも、同じ理由?」

「え?笑顔、ですか?」


俺の質問に首を傾げ、何を言ってるのか分からないと言いたげな口調に
ムッとしつつも、寂しい気持ちで目を合わせた


「・・・キュヒョン君には笑うけど、俺にはニコリともしてくれないのも、表情筋が退化してるから?」

「えぇっと、あの・・・」


言い難そうに、チラッと俺の目を見て目を逸らすその仕草に
笑顔を向けないのは別の理由・・・好きだと言ってくれてても、俺の事は
キュヒョン君の存在には到底及ばない
そう言われている様な気がして、モヤモヤがより一層濃くなった

あんな事しといて、ホントなに自分勝手に嫉妬してんだ?と自分でも思うが
それでも、どうしたって俺はチャンミナが好きだから、俺の知らないチャンミナを知ってる
キュヒョン君を羨ましいと思うし、狡いとも思ってしまう

俺の質問にどう答えるのか、そのモヤモヤを抱えながら
チャンミナの様子を窺っていると


「すみません」


ペコッと頭を下げられ謝られてしまった・・・

何に謝ってる?どういう意味で??・・・まさか、ホントに
俺のことはそこまで好きではない、って・・そういう意味か?


「やっぱりつt・・・」

「なんで謝ってるの?!」


予想外に謝られて、嫌な考えに行き着いて、余裕なんかなく
聞き返したタイミングで何か言いかけていたチャンミナの言葉を遮ってしまった


「え?あ、えぇっと、それは・・・??あー・・・あの?」


俺の質問に答えるのか、と思ったが何か気になったのか
首を傾げながらジッと俺を見ていた


「なに?」

「いえ、あの・・・その僕の勘違いかもしれないですけど・・・・・・」


そう言いながら、チラッと上目遣いで様子を探るように見られた


「ん?」

「もしかして、僕が謝った理由、誤解してませんか?」


誤解?俺が考えてる事が誤解?・・・ホントに?


「ならどんな理由で謝ったんだ?」

「ホントに伝わってなかったんだと思って、です」


え?


「一応僕なりにユノさん対しては笑った顔を向けていたつもりでいたので・・・まさかそれもホントに伝わってなかったのかと」


え?え??笑い掛けてた?!???
い、いつ?!ど、どこで??!

想定外の返答に面食らってマヌケな顔をしたまま「マジで?!」と聞くと
コクリと頷いて


「でも、分からなかったんですよね?」


申し訳なさそうな声で聞かれた


「悪い・・・俺はてっきり、そこまでの気持ちは無いからなんだと思って・・・」

「あー、もしかしてそれで、あんな事したんですか?」

「!!(ギクッ)」

「だからキュヒョナなんかと比べるような事言ったんですか?」

「!!!!(ギクギクーッ)」

「なるほどーー」

「・・・・・・(汗)」


余りにもバツが悪くいたたまれなくて「ゴメン」と言って頭を下げたまま
その頭を抱え暫く俯いていた

いやマジで、俺・・・最悪だろ?
チャンミナの表情が分かり難いとは言え、今思えばちゃんと俺に気持ちを言葉で伝えてくれていたのに
俺が変な方向に考えて素直に受け取れず、その所為であんな馬鹿な、試すような事をした挙句
傷付けてると考えもせずに・・・・・・
・・・あーーーーあーーーーーあーーーーーーっ!!!!
マジで俺、最低だ・・・・


「チャンミナ、ホントにゴメン」

「・・・・・・」


謝っただけで許してもらえるとは思えないが、それでも
謝らずにはいられずに謝り、抱え俯いていた顔を恐る恐る上げた

相変わらず表情に変化はないが、何か考えている様子で
腕を組ながら、片手で顎を摘むようにして少し首を傾げていた


「あの、ユノさん?」

「な、なに?」

「あの時のキスはどういう意図で???」

「え?!意図って???」

「いや、ずっと何かしらの理由があってしたんだと思ってたんですけど、今話を聞くとそいう理由があったワケでもなさそうですし、けど、どう考えてもあの時のユノさんは僕を好きだからってワケでもなさそうだったので」


いやいやいやいや!!!!待って!!!!
なにを言って?!


「好きだからだよ!」

「え??」

「チャンミナが好きだからキスしたんだけど??俺が悪かったけど、ホント、マジで最初っから好きだよ?だからあの時だって好き以外の理由はなかったんだけど・・・・・・やっぱり俺の事、信じられないか?」


テーブルの上のチャンミナの手に手を重ね掴みながらそう言うと
「嫌そうな顔、してませんでしたか?」と聞き返され
そんな事ない!と思いながらも、その時の事を思い出してみると・・・そう思われても仕方のない
態度だったと・・・今更ながらに気が付いた


「ごめん、あの態度はそういうんじゃなくて、その色々とバツが悪くて、で・・だ、だから嫌そうとかそういうつもりは微塵も無いから!!」


信じて欲しい!!そう切に思いながらジッと見つめていると


「・・・って事は、僕達、結構前からお互いを好きだった・・・って事、ですよね?」

「うん、そうなるね」


掴んだ手をギュッと握り締め頷くと「・・・ホントに?え?えっ?!」と
小さく呟きながら大きな瞳をキョロキョロとさせ、俺が掴んでいない方の手で
頻りに顔に触って、自分を落ち着かせるような仕草をしていた
その仕草からは戸惑っているように感じたが、理由がイマイチ分からなかった


「チャンミナ?」


ぽんぽんっと、俺に意識を向けるように掴んだ手を軽く叩くと
「?!え?あ、はい!」ピクっと体を小さく跳ねらせ、おずおずと目を向けた


「その反応は、どういう意味?良い意味で?それとも・・・」

「え?!あ、えぇっと、ホントにその僕今、凄く驚いてて」

「うん?」

「あーんー・・その、信じてもらえないかもしれないですけど」

「??」

「僕昔から、その、人として欠落しいているというか、問題があるというか・・・その・・・・・・変な症状?・・・みたいなのがあって・・・」


欠落?問題??


「症状?」

「はい・・・実はーーー・・・・・・」


いきなりなんだろう?と思いながら聞き返すと
話すのを躊躇するように、俺の反応を見ながら少しずつ話してくれたその内容に
正直、戸惑った

『自分に恋愛感情を抱いた人に対して嫌悪感を抱く』
そんな事、ホントにあるのか??

とは思うけれど
「信じられないとは思いますが」と「嘘とかじゃなくてホントに」と、何度も躊躇しながら
不安そうに話すその声も、終始俯き両手を握り締めながら話してくれたその姿に
嘘があるようには見えないし、そんな心寂しそうな姿を見たら
疑う気にすらならなかった

それに、心配を掛けるからと、家族にも話していないその話を
知っているのはキュヒョン君だけで
チャンミナにとってはキュヒョン君は幼馴染で信頼の置ける数少ない友人で


「だ、だからキュヒョナ以外でこの話をしたのは、ユノさんだけで・・・・・・その、あの症状が出ない事自体初めてで・・・だから僕自身も、ホントにそんな事あるのか?って、疑って、気の所為じゃないか?って信じられなくて、でも・・・ホントにそうだったらいいなって気持ちもあったんですけど・・・」


言葉を切って、チラっと俺の様子を探る様に目を向けられた、その視線の意味
チャンミナが言わんとすることに気が付いた


「けど、俺が、あんなバカな事をしたから・・・俺はチャンミナを好きじゃないって、そう思ったって事?」


そう聞くと、コクリと頷いた

あ゛ーーーー・・・・マジか・・・・・・
もし時間が戻せるなら、あの時の俺をぶん殴ってでも止めたい

酷い後悔に苛まれながら頭を抱えていた


「・・・けど、違ったんですよね?」


え?

少し嬉しそうに聞こえたその声に顔を上げた


「ユノさんも、その僕の事を・・・///だ、だから、今も症状が出てないのも、気の所為とかじゃなくて、ユノさんは・・・そのホントに、僕にとって、ユノさんだけが特別なんじゃないかって・・・」


家族にも相談できず、今まで相当辛くて苦しんできたんだと分かる話だってのに
俺は・・・

その話を俺にしてくれた事
こんな俺を特別だと言ってくれた、その事があまりにも嬉しくて
ニヤケる顔が抑えられなかった

ヤバい・・・嬉しい、嬉し過ぎるだろ!!/////

緩みきった顔を隠すように手で覆いながら、落ち着け俺!!と
ほんの少し信用と言うか、心を取り戻せたのかもしれないってのに
今このタイミングでニヤケ顔なんか見られたら
またマイナスになるんじゃないか?!
そう思うと、チャンミナを直視出来ず、緩んだ顔を見られたくなくて、少し顔を背けていた

あーーヤバいヤバい!!
マジ落ち着け俺!!!早く落ち着け!!!

どうにか、せめて緩んだ顔だけでも元に戻そうと
深呼吸を繰り返して必死になっていると


「・・・・・・やっぱり、こんな話、信じられないですよね、すみません、突然変な事言って・・・」

「違っ!!!」


顔を背けた理由を勘違いされてしまい、咄嗟にチャンミナに手を伸ばし
俯いた顔を覗き込むように顔を向けると
チャンミナは、少し目を見開いて俺の顔を見ていた

・・・ん?なにその反応??なにか驚いてる?

その反応がなんなのか、やっぱりイマイチ表情からは読み取れず
ポカンと口を開けながら見ていると
そっと俺の方に手を伸ばして


「なんで頬が赤いんですか??」


首を傾げ、俺の頬を指で撫でながら聞いた


「っ!!!//////」

「???」


あーーークソっ!!マジ、可愛い!!///
勘弁してくれ///


「ユノさん??」


不思議そうに覗き込むチャンミナのその手を掴んで
耐え切れずに、その掌にキスをすると、チャンミナがピクッと体を跳ねらせ
耳を紅くした


「信じるよ」

「え?///」

「チャンミナの話、俺は信じるよ」

「・・・・・・ホントに?」

「あぁ」

「じゃあ、さっきの溜息は?」

「あれは、その///溜息じゃなくて・・・深呼吸な」

「え???なんでです???」

「そんなの、チャンミナに"特別"だって言ってもらえた事が嬉し過ぎて、だよ///」

「・・・えぇっと、すみません、それでなんで深呼吸するんです?」


気恥ずかしさと、ニヤケる顔を抑えつつ理由を話したつもりだったが
伝わっていなかった

これはあれだな
空気を読むとか人の心情を読むのが苦手だと本人も言ってたが
それは大げさに盛ったとかじゃなく、チャンミナにはちゃんと話さないと伝わらないんだな
と、今の会話で理解した


「ユノさん???」

「好きな人に"自分だけが特別だ"って言われたら、嬉しくて心拍数だって上がるし、顔だってニヤケるだろ?///」

「え?・・・あ、そうなんですか?」


ピンと来ていなさそうな返事に
恐らく今までそういう事もあまり経験していないのかもしれないと気付き
チャンミナの手を両手で握って


「俺にとってもチャンミナだけが特別な存在だよ」


そう言いながら微笑むと、ひゅっと息を呑む音と共に
チャンミナの顔が見る見るうちに紅く染まっていった


「////////」

「少しは分かってくれた?」

「あー、は、はい!(コクコク)////////」


頬を染めたまま、頷くチャンミナの反応が可愛くて
またも緩んだ顔で見つめ愛でていた

紅い顔をパタパタと手で仰ぐチャンミナが、ふぅっと呼吸を整えると
「ホントに僕の話を信じてくれるんですか?」と、念を押す様に聞かれた


「正直、そんな事があるのか?とは思うけど、だからと言って、今チャンミナがそんな嘘を俺に吐く必要もないし、それに俺がチャンミナを好きだって伝えても、あー・・俺のしたバカな事の所為だと思う部分とは別で、根本的なトコで俺の気持ちを受け入れない何かがある気がしてたから、その理由を聞いて納得したというか、腑に落ちたからね、だから、俺はチャンミナを信じるよ」


思った事を、そのまま伝えると
チャンミナは相変わらずの表情のまま、ポロっと涙を零した

う・・・っわ////

その、余りにも綺麗な泣き顔に
心臓が痛いぐらいにギュンっと締め付けられた

ヤバい、どうしよう堪らない////もっと見たい////

と思う反面

泣かせてしまったと、狼狽える自分もいて

どうしたらいいか、自分の中で葛藤しながらオロオロしていた















ポチ頂けると頑張れるッス☆


ごめんなさーーい!!お久しぶりの更新です_|\○_
なのにお話...全然進んでないっていう体たらく・・・スンマセン
このお話は、まだ暫く続きますが
異動した部署がまさかの激務な部署で_:(´ཀ`」 ∠):_
仕事に慣れるまでは、更新ペースがかなりの亀ペースになりそうです・・・
ですので、気長にお待ち頂けたらと思います。。。


で、そんな間にトンはイッパイ色々とあったねー♡
SMTownオンライン、めっちゃカッコ良き(┐「ε:)_♡
ってか、チャンミンの「DEVIL」ヤバいわーーーッ!!!!
で!!ちょっと作りやすいので
「DEVIL」のロゴピンバッチ作ろうかと思うんですが
欲しい人います???|д・) ソォーッ....
いたらついでに作るんで、コメ下さい♪


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ジャンル : アイドル・芸能

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