ひまわりの先に 拍手900000回記念『背中合わせな慕情17』
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拍手900000回記念『背中合わせな慕情17』

『背中合わせな慕情17_C&Y.side』









――C.side――


無言のユノさんに不安を募らせたまま車を降りると
何故か、既に助手席のドアの傍に立っていて
どうしたのか?と思いながら様子を窺ていたら、そっと腰に手を廻され
そのまま歩くように促された

が!!ち、近い!!!////距離感ゼロなんですけど?////

余りにも近くて、どうしたらいいかも、どうしたのかも分からず
ユノさんに顔を向けた


「あ、あの、ユノさん??」

「ん?なに」

「っ!!///」


ニッコリと物凄くイイ顔で微笑まれ
性懲りもなく心臓がギュンっと高鳴った

ひぃぃっ!!顔が良すぎる////

その笑顔に耐え切れず、思わず顔を背けた先に
僕と同じようにユノさんの笑顔にやられている女性達が目に入った

分かる、その気持ち良く分かるけど・・・・

ユノさんに見惚れ好意を寄せたその表情に、モヤっとした嫌な気持ちと不安が沸いた

これだけカッコ良ければ、目を惹くのも、見惚れるのも理解出来るし
仕方ない事だと分かっているが、だからと言って、それを受け流すスキルは
僕には備わっていない・・・

モヤモヤと暗い気持ちを抱え促されるままに歩く僕に
ユノさんに好意の視線を向けている人達がチラチラと好奇な視線を寄越し
コソコソと何か話していた

そんな人達の近くを通り過ぎた時に聞こえた会話
「え?まさか!!絶対違うって!」「勿体ないよね」「有り得ないでしょ!!」「ないないないない!!」
どう考えても、否定的な言葉にしか取れず、どんどんと申し訳ない気持ちに苛まれていった

僕だって、自分がユノさんと釣り合ってない事なんて十分過ぎる程に分かってるけど
いざ、客観的な第三者のその言葉を耳にすると凹まずにはいられなかった

一応、ご両親に初めて会うから自分なりに身なりも整えてきたつもりだったけど・・・
焼け石に水・・・無駄な努力だったか

俯きそんな事を考えながら歩いていたから、ユノさんが立ち止まってお店の人と話している事に気付かず
そのまま進もうとしてた僕を、腰に回した手でグイッと引き寄せ止められた


「ドコ行くの?」

「あ、すみません・・・」


ユノさんはお店の人は顔見知り?それとも常連なのか「奥の部屋でお待ちです」と言われただけで
場所を聞かずに歩き出したユノさんに促され、同じように歩き出した時
通り過ぎる際に横目で見たお店の人表情が、何故か不思議そうな顔をしていて、それが少し気になったけど
歩くほどに近付くその時に、緊張と不安が襲ってきてそれどころじゃなく
そのまま俯き廊下を歩いていると

PRRRRRR......PRRRRRR......

ユノさんのポケットから着信音が聞こえた
スマホを取り出し画面を確認すると小さく溜息を吐いて
「ごめん先に行ってて、部屋、突き当たり左に行った先にあるから」と言って
廊下を戻りつつスマホをタップし「それはこの前纏めたデータに入ってるだろ・・・」と、どうやら仕事の電話だったようだ

ユノさんの後ろ姿を見ていたが、電話はすぐには終わらなそうで
仕方なしに言われた方向に歩いていたが、いきなり一人でご両親のいる部屋に入るのは
コミュ障の僕には色々とレベルが高すぎて、突き当たりを左に曲がった所で立ち止まっていた

・・・困った
電話、まだ終わらないかな?一応約束の時間より前に着いているが、既にご両親も居るみたいだし
待たせるのはマズいよな・・・けど、一人であの部屋に入るのか?僕が?!
下手なことは言わない(言えない)とは思うが、既にガッチガチだし、第一印象悪くするんじゃ?!
それでなくても同性だし、こんな見た目だし、せめて愛嬌とか対人スキルが高ければまだマシだっただろうけど・・・
ど、どする?どうしよう・・・このままユノさん待ってたらダメかな?

不安しかなくて落ち着かなく、俯いて、あーでもない、こーでもないと考えていたら
飲み物を持った店員さんが横を通り過ぎて、ご両親のいる部屋をノックした


「失礼致します」


そう言って店員さんの開けたドアから、親しそうな談笑した声が漏れ聞こえ、その声に聞き覚えがあり
どうして?と怪訝な目でチラッと視線を向けて見えた部屋の中
そこに・・・恐らく、僕が座るはずの席に笑顔で座っている人を見て、頭が真っ白になった


「・・・・・・」


・・・・・・あーぁ・・・えぇっと・・・これは、どういう事だろう?
どうしよう・・・意味が分からない

あれ??やっぱり僕・・・騙され、た???
いや、そんなハズは・・・で、でも・・・・・・・いや、たまたまかもしれない
僕が考えてる様な事じゃなくて、偶然そこに居合わせたとか、そういう理由かも・・・
けど・・・なんか凄く親しげな雰囲気だった気が・・・

混乱してる僕の耳に、店員さんが出てくる際に開いたドアから漏れ聞こえた会話


「あの子も、そうならそうと言ってくれればいいのに」

「恥ずかしかったみたいですよ」

「あら!じゃあ、プロポーズは?もうされたの?」

「ふふっ、えぇ勿論(ニッコリ)あ!でも、ユノには言うなって言われてるので内緒でお願いしますね?」


?!

い、今なんて?!

え、え??

プ、プロポーズ・・・

え??

されたの??!

え?えっ・・・なに???

ど、どいう事????

や、やっぱり・・・・・・・


ショックを受け混乱し、茫然自失で立ち尽くしていた僕の前に


「こんにちわ」


自称ユノにプロポーズされたソアさんが、ニッコリと勝ち誇った様な笑顔で
髪を耳に掛けながら僕を見上げていた


「お久しぶり、ですね?」

「あ・・・はい・・・」

「少し、私と話しません?」


そう言ってソアさんは僕の返事を聞かずに歩き出し
近くの別の個室のドアを開けた

正直、嫌な予感しかしない・・・無視してもいいかな?と思いつつも
さっきの話がホントなのか、それとも嘘なのか・・・もし嘘だとしたら何を考えているのか気になった

・・・ホントでも嘘でもどっちにしても、話はした方がいいだろうと思い直し
後を追い、その部屋に入った









――Y.side――



まさかこのタイミングで部下から急ぎの案件だと連絡が入り
仕方なく電話に出て説明して直ぐに電話を切ろうとしたが、何故か
「あ、あの件でも」とか「この前の輸送費について」とか色々と質問されたが
どれもこれも特に急ぎでもなければ、いつもならそんな事俺に態々確認する様な内容でもなく
自分で解決出来る事ばかりで、さすがにちょっとイラついて「いい加減にしろ」と一喝して電話を切った

ったく、今日は大事な用があるから
急ぎの件以外は連絡するなって言ってあったってのに、なんなんだ?!

スマホをポケットに入れ、溜息を吐きつつ
気を取り直して、両親とチャンミナが待つ部屋に向かった

廊下を少し浮かれた気持ちになりながら歩いていた

あ、チャンミナの性格じゃ一人で、親の居る部屋に入るのは無茶だったかもしれない
もしかしたら廊下で、ドアの前とかで俺のこと待ってるんじゃ?・・・あり得るな
今更ながらに、そう思い至り少し急ぎ足で廊下を進み
左に曲がってみたが、そこにチャンミナの姿は無かった

どうやら、俺の思い過ごしだったようだ
なんとなく残念に感じながら、チャンミナ達が待つ部屋ドアを開けた


「ごめん、仕事の電話が入って」


そう言いながら部屋に入ってみたが・・・あれ?
そこには居るはずのチャンミナの姿がなく、両親だけが座っていた
『チャンミナは?』と聞こうとしたが、母さんの席の前にコーヒーが置かれているのを見て
あぁ、もしかしてトイレか?そう思っていると


「さっき、トイレに行くって席を外したわよ」


母さんにそう言われ、あぁやっぱりそうかとホッしながら
チャンミナの隣の席に座ったんだが・・・なんだろう、なんか両親から
変な視線を向けられている気が・・・

母さんからは、ニコニコと何となく生温い視線を
父さんからは、機嫌が悪そうで何故か情けないと言いた気な視線を

え?なんだコレ???どういう状況だ???

二人の真逆な雰囲気に何がどうなってるのか分からず
「なに??」と二人に視線を向けながら訊ねた


「なに?って、別に隠さなくても良かったのに~ねぇ、あなた」

「・・・・・・」


ニコニコと嬉しそうな母さんに父さんは同意を求められていたが
無言のまま俺を見据えていた

え?マジでなに???
隠さなくてもって・・・あぁ、もしかしてチャンミナが同性だって事を言ってるのか?
そうなら、まぁ母さんの反応は悪くなさそうだが
問題は父さんか・・・その顔、その目、その雰囲気・・・受け入れられないって事か?

そういう偏見は無い人だと思ってたんだが違ったか・・・

父さんの反応に、少し残念に思いながらも
それでもチャンミナ意外と結婚する気は毛頭ないから、出来る限りの説得をしようとした


「父s・・・」

「ユノ、お前どういうつもりだ?」


こっちから話す前に、責めるような口調で聞かれた
その雰囲気に、俺たちの事を認められないと言われているようで
ムッとしながら言い返した


「なにがですか?」

「お前が自分で、真面目に探すと言ったんだろ?!」

「えぇ、だから俺は真面目に・・・」

「その相手が、あの子なのか?!」


ガッカリしたかのうように溜息交じりでそう言われカチンときた


「俺は本気で、ホントに結婚したいって思ってる相手なのに、何が気に入らないんですか?」

「そう言って適当に誤魔化せばどうにかなると本気で思ってるのか?!」

「なっ!誰も誤魔化してなんかない!俺は本気だって言ってるだろ!!」


ガタッ!!と頭に血が上った状態で椅子から立ち上がり
俺を睨み上げている父さんと睨み合っていると


「ちょっと二人ともいい加減にしなさい!!!」


母さんが俺と父さんの言い合いを止めに入った


「折角の食事会なのに・・・あなたも、何にそんなに腹を立ててるの??何が気に入らないの?器量も気立てだっていいし、可愛い子だし、愛嬌もあるでしょ?」

「・・・(ふん)」


そう母さんに言われていたが、父さんは腕を組み無言のまま
そっぽを向いていた

ってか・・・なんか、今のおかしくないか?
母さんが言った言葉『器量も気立てもいい』って確かにチャンミナは
掃除も料理も出来て間違ってないし『可愛い子』ってのもその通りだが

『愛嬌がある』

ってのは・・・違くないか?
本人は笑ってるつもりでも、いまだに俺には普段の表情と区別つかないし
よーーーーく見ないと、怒ってるとかの感情の起伏だって分からないのに???

何か、変だ

そう思ったのと同時に、ガチャっとドアが開く音がして
チャンミナが戻ってきたと、ドアの方に顔を向けるた


・・・・・・・・は?


開いたドアから笑顔で入ってきたそいつに虚を衝かれて
唖然としたままその姿を目で追っていると「ほら、ソアちゃんも戻ってきたから座りましょ」と母さんが嬉しそうに言っていたが
意味が分からなかった


「ユノやっと来たのね♪遅かったじゃない、お義父さんもお義母さんも待ってたのよ?」

「・・・お、お前・・・なんで」


腕に絡みついてきたソアの腕を剥がしながら睨み付けた


「なんでって、今日顔合わせだからでしょ?」

「は??」


こいつ、マジでなに言ってんだ??!
いや!んな事より、こいつが戻ってきたってなら、チャンミナは?!
チャンミナはどこだ?!

探しに行こうとする俺の腕をまた性懲りもなく掴んで引き留めたソアの手を
振りほどこうとしたら、逆にグイっと引っ張られ
ボソっと


「あのイモい人なら帰ったわよ」

「?!」

「やっぱり自分には荷が重いから、って逃げたの」

「・・・・・・」


同情でもするような上目遣いで見つめられたが
ただただ気持ち悪く嫌悪感しかなかった


「・・・お前なら釣り合うって?」


冷え切った気持ちでそう聞くとソアは嬉しそうに「うん♡」と頷いた
その様子と、母さんの嬉しそうな雰囲気と置かれていたコーヒー・・・
要するに、俺たちが来る前にソアがここに来て
母さんたちに何か吹き込んだんだろう・・・まぁ恐らく自分が俺の相手だとでも言ったんだろう

母さんはソアの外面を気に入ってたからな、あの反応になるのは分かるが
だったら父さんの反応は一体・・・

少し腑に落ちないところがあるが、それよりもなによりも
チャンミナを探すのが先だ

ソアの手を勢いよく振り解いて、冷めた目を向け


「俺が好きなのはチャンミナで、お前じゃない」

「っ!!」


キッパリとそう言って「ちょっと探してくる」と言って部屋を飛び出した


こんなハズじゃなかった

俺はどちらかと言えば、相手が何をどう考えて感じているのか
心の機微を汲み取るのが上手い方だと、そう思っていた

それなのに、なぜ?

どうしてこうなった??

いなくなったチャンミナに電話を掛けてみても
LINEを入れてみても全く音沙汰がなかった

例えホントにソアが言った様にチャンミナがそう思ったとしても
何も言わずに居なくなるような、逃げるような事はしない!真面目なチャンミナはそんな事はしない!!
きっと律儀に理由を言ってくる

だから、何も言わず逃げるなんて絶対ない!!

きっとドコかに居るハズだ











ポチ頂けると頑張れMAX!!


やっと想いが通じて
顔合わせだってのに・・・まさかのソア登場wwwwww
諦めの悪さも虚言壁も酷い(꒪ω꒪υ)やべぇ奴だ....
ってか、チャンミン・・・ドコ行っちゃった??
大丈夫なのか????←


ちょっとーーー!!
ユノの新曲!!めっちゃイイ♪
かなり好みです(灬ơ₃ơ)ノ~♡
そして次はminiアルバムね!!
久しぶりよね~アルバム!ホント楽しみだよぉ♪


アルバム出たら
また何かグッズ作ってみようかな~(○´艸`)ムフフッ

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