ひまわりの先に 拍手900000回記念『背中合わせな慕情18』
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拍手900000回記念『背中合わせな慕情18』

『背中合わせな慕情18_C&Y.side』














――C.side――


部屋に入りソアが注文したコーヒーがくるまでお互い
何も喋らないまま睨み合うように向かい合って座っていた


「・・・・・・」

「・・・・・・」


その後すぐにきたコーヒーを飲んでいると、いきなり無言のまま手を差し出された


「???」


その理由が分からず怪訝な目を向けると「スマホ、出して」と
横柄な態度で言われたが、なんでスマホ??


「どうしてです?」

「はぁ...本当あなたと話すとイラつく、いいから出せって言ってんのよ!」


と、言われても何をするか分からない人に
はい分かりました、と差し出すワケがないのに、どうしてこの人は
僕が言う事を聞くと、さも当たり前の様に言うんだろうか?

そんな事を考えながら、カップを置きジッとソアさんを見ていたら
それが余計だったのか、さっきにも増してイラついた様子でバンッとテーブルを叩いていた

突然の音に驚きビクッと体を跳ねらせると、その様子を見て
フンッと馬鹿にしたような笑みを浮かべていた


「チッ...本当に愚図」

「・・・」

「あのさー、録画や録音されたくない、って言わなきゃ分かんないの?」


心底呆れ切った顔と声と態度で言われたが
僕は、あぁ、なるほど、そうか、その手があったか、と普通に納得してしまった

今までそういう思考になった事もなければ
そんな場面に出会った事もなかったから、考えもしなかったが
そうか、そういう意味でスマホを出せって言ったんだと理解しつつ
やっぱり、録音とかされたらマズいような事を言うつもりなんだなーと思いながらも
僕にそのつもりは無いって意思表示はした方がいいかと考え、スマホをポケットから取り出し
電源を落とそうとした瞬間
パシッ、と手からスマホを奪われ、返して欲しいと言う間もなく
ソアさんは席から離れ近くの窓を開け、そこから僕のスマホを勢いよく外へ投げ捨てた

え?えぇ・・・嘘ぉ・・・・・マジで・・・・・・・

あまりにも突然だったし、考えもしなかった行動に、呆気にとられると同時に
そういう事をしようと最初っから考えていた、その思考とその無駄な行動力に
ドン引きしながら、放物線を画いて飛んで行ったその方向を唖然としたまま見ていた


「・・・・・・」

「はーっ!スッキリした♪」

「・・・・・・」


いつの間にか席に戻り、ニッコリと微笑みながらコーヒーを飲む姿を、ただただ見ていると


「本当、身の程を弁えない人って見苦しいし、見てるこっちが恥ずかしいわよ?」


微笑みながら言われた

あー・・えぇっと、多分それって


「僕の事、ですか?」

「あんた以外いないでしょ?」


またもクスクスと馬鹿にしたように笑われたが
色々と突き抜けていて、逆にちょっと冷静な気持ちになれた


「いえ、それ僕の事じゃなくて、あなたの事ですよね?」

「はぁ?!なんで私が?!」

「だって、さっきユノさんのご両親に話していたプロポーズされたって話が嘘だからです」

「嘘なんかじゃないわよ、まだされてないだけで、これからされるんだから」


さっき、プロポーズされたと聞いた時はショックで頭が真っ白になって
ユノさんの事を疑ってしまったが
誤解は解けたし、ちゃんと僕の事を好きだと言ってくれたし
それにあの表情も、雰囲気も、あのキスも・・・///
嘘なんかじゃない

さっきまでのユノさんを思い出すと、今度はちゃんとそう思えた

ソアさんはユノさんの事が好きだからこそ、僕なんかがユノさんの相手だって事が認められなくて、邪魔な存在なんだろう
けど、だからと言って、あんな直ぐにバレる嘘を吐くのはどうかと思う


「それと、おばさん達だって、私と結婚するって事に喜んでるの!あんたなんかじゃなく!私!!あんた、自分が男だってちゃんと分かってる?」

「えぇ」

「分かってて、のこのこと顔合わせに来るとか、頭おかしいんじゃない?マジで呆れる・・・え?もしかして結婚認めてもらえるって本気で考えるとかじゃないわよね?!」


正直、今もまだ難しいんじゃないかと思っている
どう見ても僕は男だし、こんな見た目だし、家も仕事も釣り合いは取れないと理解している
だからその質問に、両手で包む様に掴んでいるコーヒーカップに視線を落とし「それは・・・」と、言葉を濁してしまった


「分かってるなら、邪魔だからさっさと尻尾巻いて退場して」


しっしっと出て行けと手を振った腕を組んで睨み付けられていたが
それに賛同する気は毛頭なかったから、その目を真っ直ぐと見つめ返しながらコーヒーを一口飲んでカップを置いた


「嫌です」

「はぁぁあああ゛?!」

「例え認められなかったとしても、それであなたがユノさんとホントに結婚出来るって、本気で思ってるんですか?」

「なっ?!!」

「それに、プロポーズの事も、僕とユノさんが来れば直ぐにご両親に嘘だってバレるのに?なんであんな嘘吐くんです??」


ホントに、そこだけは意味が分からなかった
あんな自分を貶めるようなバレる嘘を吐く理由が全く理解できなかったから
聞いてみたんだが、ソアさんは反省する様子も、嘘がバレると怯えるような様子もなく
寧ろ、なんだか自信ありげに見えた


「嘘じゃないからよ?」ニコッ


はい???何を言ってるんだろうか


「いや、されてもないプロポーズをされたって・・・」

「された事あるわよ、プロポーズ」ふふふっ

「え?!」


その自信満々な態度に、気が動転しいると、ニヤニヤと嫌な笑顔を浮かべながら
ソアさんが僕に近付いてきた


「あれぇ~?もしかして聞いてない?」

「な、なにをですか?」

「私、ユノの元カノ」

「?!?!?!?」

「プロポーズもね、前に言われたんだけどぉ~その時は、ちょっと断っちゃって、別れたのも喧嘩別れとかじゃなくて、ユノが仕事に暫く集中したいから、って」

「っ・・・」

「私もユノもお互いに好きなまま別れたの、だからおばさん達も私が復縁して今日の相手が私だって分かって安心してたの、見てたから分かってるでしょ?」ニコ


今の話も嘘かもしれないと思ったけど、さっきのご両親
特にお義母さんの親しげな雰囲気は、そういう事だったのかと腑に落ちてしまった

元カノ・・・って

知らなかった・・・

ユノさんはソアさんの事、ただの知り合いだって・・・聞いた時、そう言ってたのに
プロポーズした事のある元カノって・・・

全然・・・ただの知り合いなんかじゃないじゃないかっ!!!!

全く知らされていなかった事実に酷く狼狽し、それと同時に
ちゃんと話をしてくれなかった事に、誤魔化された気がして腹が立った

テキトーに誤魔化しとけばいいとでも思ったか?!
僕ならチョロいって?!
なんでちゃんと説明してくれなかったんだ!!!!

勝手に色々と考えてイライラしていたら、いつの間にかソアさんが
間近に立っていた


「それにぃ、あんたが顔合わせに来なければ、いくらでも誤魔化せるし、だから嘘にはならないって事、分かった?」

「・・・・・・」


この期に及んで、この人は一体何を言ってるんだろうか?
行かないワケないだろ?!


「さっきも言いましたけど、僕、帰る気ありませんから」


イラッとしながらニッコリと微笑むソアさんの傍を離れ、イスから立ち上がろうとしたら
ぐわんと視界が歪み、何故か頭がボーっとしてきた

・・・え?・・な、なに??

いきなりどうしたのか自分でもワケが分からず、おでこに手を当てると
立っていられない程の急激で強烈な眠気に襲われ、気が遠くなっていくのを感じた

なんで?・・あ・・・これ・・・ちょっと・・・

・・ヤバ・・い・・・か、も・・・・・・

倒れるように椅子に座りテーブルに突っ伏し、怠く動かない体と重く今にも閉じてしまいそうな瞼の向こうの
ぼやけた視界の中でソアさんか「バイバ~イ♪」と嬉しそうにコーヒーカップを持って手を振っているのを見た気がした

あぁ・・・まさか・・・

・・・あの・・コーヒーに・・・何か入って・・・たのか・・・・

そう思ったのが最後、そのまま意識を手放した









――Y.side――



チャンミナがどこにもいない・・・

電話を掛けても電源が切れてるアナウンスが流れ
LINEをしても一向に既読にならなかった

もしかしたら何かあって店を出たのか?と思い外に出てみても姿は無く
車に何かメモとかあるかも、と思って来てみたがそれも無く
キョロキョロと辺りを見渡していた

ドコに行った?!マジで帰ったのか??
・・・いや、そんなハズは無い!

そもそも、チャンミナを先に行かせて電話をしに店を出た入り口で話してたが
チャンミナは出て来ていない
一応念の為、支配人に聞いてみたがチャンミナが店を出たのは見ていない
ってなると、まだ店内に居るハズだ

店内に戻りテーブル席を見渡しても、トイレにもそれらしい姿は無く
まさかと思い、個室に戻ろうとしたら
イラついた顔のソアが腕を組み、廊下で俺を待ち受けていた


「お前、何した?」

「はぁ?何かしたのは、そっちでしょ!!」


腕を掴んで責めるよに言う俺に、心外だとでもいいたげな顔で腕を振り解かれた


「俺が何したって?」

「折角のご両親との顔合わせ、台無しにしたのはユノじゃない!折角来てあげたのに、私の所為にしないでくれる?それにさっきも言ったけど、あいつは自分から逃げたの、変な言い掛かりつけないで」


ふんっと顔を逸らして、横目で俺の様子を窺うその表情も
そのふてぶてしい態度からも、何故か俺の相手は自分だって本気で思っているようで
腹の底から不愉快感が襲ってきた


「誰もお前のこと呼んでねーけど?何しに来た、ってか、なんで今日のこと知ってんだ?」

「クスッ、私がユノの事で、知らないことなんかあると思うの?」


機嫌が悪いのを隠さずに見据えながら言ったのにも関わらず
ソアは、何故か嬉しそうにほくそ笑みながら、甘えたように俺の服の袖を摘んだ

話も俺の気持ちも全く通じていないのが見て取れて
得体のしれない不気味さを感じた

こいつ・・・マジでチャンミナになんかしたんじゃないか?!

服を摘んでいるその手を払いのけ、ジロリと睨みつけながら「チャンミナに何した?」とにじり寄ると
一瞬、俺から目を逸らしその視線を別の個室の方に向けていた

ん?もしかして、あの部屋にチャンミナがいる?
・・・まぁ俺の勘違いだったとしても謝ればいいだろ

そう考え、気になった視線の先の部屋が行こうと、ソアに背を向けた瞬間


「ユノっ!!」


焦ったような声で俺を呼び止め、両手で頬を挟み引き寄せ、その顔を近づけてきた

・・・なにしてんだこいつ

俺を触っているその両手を払いのけ、近付いたその顔を押し返して距離を取った


「なにしてんだ?」

「な、なにって・・・」


そう言いながらチラッと後ろに向けたソアのその視線の先で、俺の両親が俺達の様子を窺っているのが見えた


「お義母さん達が不信に思うでしょ?」


だから私に合わせて、と意味の分からない事を言いながら
また俺に手を伸ばしてきたその手をもう一度払い除けた


「ユノ??」


なに考えてるの?空気読んで、と小声で言われたが、それ俺の台詞な
ホント頭が沸いてるとしか思えないその発言に
はぁぁぁぁぁああ...っと盛大に溜息を吐いて、睨みつけた


「お前、マジでいい加減にしろ」

「っ!」

「俺が結婚するのもしたいのも好きなのも、お前じゃない、全部チャンミナだ」

「・・・・・・どうかしてる」

「は?」

「ユノがあんなキモい人と?・・・有り得ないでしょ?そもそも私以外となんて・・・そんなの絶対有り得ないし、認めないっ!!」

「別にお前に認めてもらう必要もねーし、お前となんて100で無い、マジさっきから戯言ばっか、ホント迷惑なんだけど?」


ハッキリとそう言うとソアは傷付いたような顔をして
目に涙を浮かべて上目遣いで見られていたが、慰める気も悪いとも全く思えなかった

それでもまだソアはどうにかなると思っているのか
「一番長かったのは、私でしょ?相性も良かったじゃない」と、縋るように見上げられたが
どうしてまだどうにかなると思えるのか、その考え方が全くこれっぽっちも理解できな過ぎて、気持ち悪さを覚えた


「お前・・・」

「なに?」


さっきまでの傷付いた顔が嘘のように期待した顔をしていた
・・・嘘のようってか、まぁ、嘘だろうけど


「マジ無理、もう頼むから俺にもチャンミナにも拘わってくるな」

「っ・・・どうして?なんで私じゃダメなの?!」

「いや、そもそもお前とはとっくに終わってんのに何で俺がお前と?」

「け、けど、別れても一緒に遊んだりデートだってしてたじゃない!!」

「は?」


んなもんしてねーけど??なに言ってんだこいつ


「口では友達だとか言いながらも、本当は寄り、戻したかったんでしょ?」

「・・・」

「私がなかなかOKしなかったからぁ、だから自棄になんってあんな人を選んだって、もう分かってるから、ね?」


性懲りもなく俺に手を伸ばすその手をパシッと払って、哀れんだ目を向けた


「お前、マジでなんも分かってねーよ、ってかこの話、この前もしただろ?何回同じ事言えば理解すんだ?」

「え?・・・あ、あれ・・・本気だったの???」


嘘でしょ?!とでも言いたげに目を見開いていた


「あれも、これも、全部本気に決まってるだろ?だから今日、チャンミナ連れて来たんだよ!それと、お前とはとっくに終わってるし、もう友達でもないってのもマジだから、ホントいい加減理解しろ。お前が今してる事全部、ホント、マジで迷惑だから」

「っ・・・・・・本当に?あんな人と?!」


傷付いたような顔で悔しそうに唇を噛みながら、さっきチラリと視線を向けた
あの別の個室を憎々しそうに睨んでいた

その視線に、やっぱりあの部屋にチャンミナがいると思い
ソアを無視して部屋の前まで行き、ドアを開けようと伸ばした手を阻止する様に、ソアが俺の腕を抱え止めていた


「離せ」


そう言って絡まっている腕を払い除けようとしたが予想以上にガッチリと抱え込まれ、振りほどけなかった

はぁぁぁ...マジでいい加減にしろ

溜息を吐き、げんなりしながら見下ろし、腕を引き抜こうとしていたら


「終わりだからね!」


切羽詰まったように言われたが、何が終わりなんだ??マジなに言ってんだこいつ
言ってる意味が分からず「は?」と呆れながら聞くと


「そこ開けたら、本当に私とはもう終わりだからね!!それでもいいの?!」

「いいに決まってる」


心底呆れ、吐き捨てるようにそう言いいながら絡められた腕から腕勢いよく引っこ抜くと
ソアはぶわっと目に涙を溜めていた


「・・・っ、もう、本当に、開けたら終わり・・なんだよ?・・っ」

「とっくに終わってんだろ」

「っ!!・・・っ、もう・・・どんなに頼まれても・・・っ、そこ・・・開けたらっ・・・よりなんか戻して上げないからっ!」


この期の及んでまだとうにかなると思ってのか?と、ドン引きつつ
馬鹿みたいにこいつと会話続ける自分がいい加減阿保らしくなって
戻すつもりなんてねーよ!!と言ってドアを開けようとしたら

ガチャッ

俺が開ける前に、中からドアが開いた















ポチ頂けると頑張れMAX!!


ソアの頭が湧いててドン引き
本物のやべぇ奴だな....(≖_≖ )
ってか、チャンミン、大丈夫か???
どうなるんだ、この後←相変わらずの無計画wwwwww



かなりお久しぶりな更新で、申し訳ねーッス
いあマジ!コロナ!!!!(ꐦ°᷄д°᷅)
新しい部署でまだ慣れてないってのに、コロナの所為で
出勤者が半分以下。。。マジで激務なんですけどーーーー!!
お話下書きは出来てても、家に帰って見直す元気すらなく
疲れすぎて体調崩しても仕事は休めず・・・
マジしんどい!!!!!!!
本当に!!!本当に!!!!コロナ早く終息してぇぇぇぇええl||l(›ଳдଳ‹)l||l


皆さんも、マジで!!本当に!!!ご自愛下さい┏○ペコッ


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