ひまわりの先に 拍手900000回記念『背中合わせな慕情20』
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拍手900000回記念『背中合わせな慕情20』

『背中合わせな慕情20_Y.side』










「いつまでそうしてるつもりだ?」


ジッと俺とチャンミナを見る父さんのその雰囲気からは、さっきまでの機嫌の悪さが感じられない
寧ろちょっと機嫌が良い様に見えるのは、俺の気の所為だろうか?
けれど、その後ろで同じく俺達を見ている母さんの表情はあからさまに強張っていた

ってか、いつからそこに居た?
謎に機嫌のいい父さんは、よくわからないが、母さんのそのチャンミナを見る表情から
俺の紹介したい相手がホントは誰なのか分かったようだった

まぁ、母さんの反応は想像通りだったから別に驚きはないが
それでも少し残念に感じた


「おい、ユノ」

「あ、はい」


母さんの戸惑った表情に注視していたら、謎に機嫌のいい父さんに呼ばれた


「今日はもういいから、彼を病院に連れて行きなさい」

「え?あ、うん」


やっぱり気の所為ではなく父さんは何故かにこやかな笑顔をチャンミナに向けていた
そんな父さんの対応にチャンミナも戸惑ったのか、少し目を泳がせながら「いえ、大丈夫ですので・・」と、顔合わせの予定を進めようとしていたが
「君の体の方が大事だから、ちゃんと調べて貰いなさい」と矢鱈と柔らかな雰囲気でチャンミナを諭していた

その反応に俺も母さんでさえも困惑した様な顔をしていたが、父さんの言う通り体の方が大事だからと
目を泳がせ戸惑っていると思われるチャンミナの手を掴んだ


「父さんも、ああ言ってるし、な?」

「え、でもホントにあの・・・」


それでも、申し訳無さそうな声を出すチャンミナに


「今日のはまた、別日ですればいいだけだから、気にしなくていい」


と、柔和な父さんが「ほら、早く行きなさい」と俺達を急かした

・・・イヤ、マジでどうしたよ?なんでそんな雰囲気??
さっきまで俺と言い合いしてた、よな?適当に誤魔化してるとか、かなり怒り心頭だったはずなんだが・・・
あれは、一体なんだったんだ???

首を傾げながらも「ありがとう」と言うと「今日は本当にすみませんでした」と深々に頭を下げたチャンミナの背中に手を添え、後で連絡する事を伝え二人に背を向けた時
「あっ」と母さんの声が聞こえた気がして振り向いたが、父さんに早く行けと手を振られ
何かあるなら後で聞けばいいだろうと、そのまま店を出た

車に向かってる最中に、そう言えばとさっきの騒動?の時に気になったことを聞いた


「チャンミナ、スマホは?」

「あー、確かあっちの方に綺麗な放物線を描いて飛んでいきましたね」

「は??」


突拍子のない言い方に、それがどういう意味なのか分からずに首を傾げていると
振り返ったチャンミナがスタスタと店の横の方に歩いて行った
その後を追うと「多分あれですね」と指差した先は、店の横の少し下り坂になっている道路の途中で
そこには、ケースやパーツが外れ、画面がバリバリに割れ大破したスマホが落ちていた


「壊れてるみたいですね」


それを拾い上げたチャンミナは、電源を入れよう試していたが、なにを何度やっても画面は真っ暗なままだった

・・・・・って!え?!なんでこんなところにスマホが?!
道路から店を見上げていた視線を、壊れたスマホに戻した


「え?なんで??飛んだ??」

「油断してたら、取り上げられて投げ捨てられたからですね」

「?!あいつがやったのか?!!」


その言葉に誰がこんな事をしたか理解してイラッとしながら聞き返すと


「そうですけど、別にスマホが壊れただけなので」


ケロッと、特に気にするような素振りがないチャンミナは、壊れたスマホをそのままポケットにしまっていたが
俺はイライラが止まらなかった


「チャンミナ、それ弁償ぐらいさせよう」

「いえ、弁償なんかいらないです」

「なんで?!チャンミナがされた事を考えたら弁償だけじゃなくて、マジで訴えてもいいだろ!」


ってか!するべきだろ!!
そう思いながら鼻息荒くイライラしてるとチャンミナはジッと俺を見つめていた


「確かに音声の証拠はないかもしんないけど、病院の診断書とそのスマホとウチの弁護士付ければ・・・」

「訴えるつもりはないです」

「だから、なんで?!」


話途中でキッパリと断られたが、全くもって納得出来なかった


「裁判費用の事とかなら気にしなくていいから!そんくらい俺が出す」

「そういう事じゃないです」

「じゃあ、どういう事だよ!?」

「もうホントに金輪際、あの人と二度と関わり合いたくないからです」


その気持は分からないでもないが、それでもやっぱりこのまま泣き寝入り?
みたいになるのが納得いかなくて


「チャンミナは関わんなくていい、こっちで全部やるから、俺n・・」


俺に任せろ!って言おうとしたら


「そうじゃない」


ピシャリと言葉を遮られ、あの大きな目で見据えられた


「関わり合いたくないってのは、僕だけじゃなくユノさんも含まれてるって、分からないですか?」

「え?」

「あの人が執着してたのは?僕にじゃないですよね?」


あ・・・


「もしこっちから何かしたら、また変な誤解と勘違いをすると思わないか?!」


ソアの、あの暴走っぷりを目の当たりにして、そんな事ない!とも、そんな事思わせない!とも
言えなかった


「診断書は念の為とっとくのはいいとしても、スマホなんて買い換えればいいだけだし、訴えないって話になって終わらせたのをわざわざ反故にして波風立てる必要が?そこまでする意味は?仮にあの人が話の通じる人で常識を持ち合わせているならまだしも、そんなもの一切ないからこんな面倒な事になったって、分かってないか?!お?!」


また怒らせてしまったと、反省する一方で
チャンミナは怒ると饒舌になるんだな、そんなチャンミナもいいな、なんて頭の片隅で考えながらも
それでもやっぱりあいつに対して腹が立つ気持は消えなかった


「それは、ホントごめん、ただチャンミナがやられっぱなしなのが嫌で」

「ホントにやられっぱなしでしたか?」


なんとなくだが、さっきよりも少し優しげな視線で首を傾げながら覗き込まれた


「僕はそんなつもりないですよ?」

「そうなのか?」

「えぇ、言いたいことは言い返しましたし、納得は・・まぁ、してなさそうですけど、それでも結果的には諦めてもらえたので、これ終わりでいいです」

「ホントにいいのか?チャンミナがやるってなら、ぐうの音も出ないくらいに、こてんぱんにできるけど?」


正直、あいつの会社もあいつ自身を潰すのも、その気になれば容易い事なんだが
そんな俺の提案をチャンミナは


「しなくていい」


キッパリと却下された


「これ以上あの人の事で無駄に時間を使いたくないですし、ユノさんには特に!ホントにあの人に関わって欲しくないので」


そう言いながらジッと俺の様子を見つめる様に顔を覗き込んだチャンミナに「分かってますか?」と
念を押すように言われたが・・・分かってる、分かってるんだが
その、なんか拗ねたような言い方も可愛いくて、覗き込んで近づいた顔が、距離が近くて
キスしたい衝動を抑えるのに必死で「わ、分かったからっ///」と言い口を押さえ、顔を背けながら後退った

あーヤバいヤバい////
マジで、手を出さないって約束したばっかりだってのに
可愛いくて美人でカッコいいとか♡俺のチャンミナ、最強じゃね?♡♡

なんて、一人で悶絶していたら


「怒りましたか?」


何故か不安気な声が聞こえて、慌てて顔を向けた


「え?誰が??」

「ユノさんが」

「なんで??」

「色々としてくれるって言ってくれたのに拒否ったし、それと・・・ホントにあの人には関わって欲しくなくて、その・・強く言い過ぎてしまったので・・・呆れて怒らせたかと」


ほんの少し下がった眉が可愛くて、俯いてしまったチャンミナの手を握った


「呆れてないし、怒ってもないよ」

「・・・ならさっきのは?」


おずおずと目を向けたチャンミナが一瞬なんの事を言っているのか分からなかったが
直ぐに、さっきの俺の態度の事だと気付いて「顔、逸したことか?」と聞くと、コクリと頷いた


「あれは、そういうんじゃなくて」

「??」


少し首を傾げたチャンミナは、ホントにその意味に分かってなさそうな目を向けていた


「チャンミナは自分が可愛くてカッコイイって事、分かって」

「???え?・・・僕?」

「うん」

「ユノさんじゃなくて??」

「うん」


頷きながら、首を傾げたままのチャンミナの頬に手を添えて、そのスベスベな頬を親指で撫でると
擽ったそうにしながらも、きょとんっとした顔をしていた


「・・・あー、じゃあ、もしかしてさっきのは、悪い意味ってワケではない?」

「勿論」

「じゃあ、どういう???」


その声も、その視線も、ワザとじゃなく本気で意味が分からずに聞いているようだった


「許してくれるまで、手、出さないって言ったろ?」

「あー、はい…」


それでもまだ分かっていなさそうな目をしていた


「俺も色々と自覚して反省しないとだけど、チャンミナも俺に惚れられてる自覚、ちゃんと持ってね?」


そう言いながら大きくて綺麗な瞳をジッと見つめて
さわさわと耳をなでると、少し間を追いてハッとしたような目をして
耳を真っ赤に染めた


「なっ///さ、さっきのドコにそんな要素が?!///」

「そんなのドコにでも、いくらでもあるよ」

「ど、ドコに?!自分勝手な言い分を言ったのに?」

「それだって、俺のことを想ってだろ?違うか?」

「違くはないです・・・けど」

「けど?」

「その・・・純粋な気持では、ないと言うか、心配してるだけってワケじゃないと言うか・・・」


言い難そうに目と顔を逸したチャンミナの様子を窺うように、その顔を追って首を傾けた


「それは、俺にイラついてるから、とか、嫌いとか、そういう意味?」


多分、恐らく、そうではないと思いながらも
もしかしたら俺の思い違いかもしれないと思って聞くと


「え!違っ!!嫌いとか、そんなんじゃ!!」


慌てた様な声で俺に顔を向けた


「じゃあ、なに?」


俺が思ってる事が正解だったらいいけど、既に色々とやらかしたし
それは俺の願望であって、ホントかどうかはチャンミナの口から聞きたかった


「・・・こ、こういうの、ホントどうしたらいいか」

「うん」


戸惑っているチャンミナが逃げてしまわないように
その手を掴んで、言ってくれるのをじっと待っていた


「自分のことなのに、ユノさん相手だと上手くコントロール出来なくて・・・」

「うん」

「凄く嫌で、どうしようもない事にもモヤモヤするし・・・」

「何が嫌?」

「あの人とユノさんが話をするのも、二人がドコかで会うかもしれないって想像するだけで嫌だし、昔のことなんかどうする事もできないし、その顔でモテるな、って言うのも無理だって分かってるんですけど・・・はぁ・・・ホントすみません・・・マジで面倒くさいですよね・・・自分でもウザいです・・・」


自分の言葉に自分でガッカリした様子のチャンミナは
俺につむじを見せるかの様にガックリと項垂れてしまっていたが・・・はぁぁぁぁ、マジで可愛い過ぎて辛い♡

俯いてるその頭をポンポンっと撫でて


「面倒くさくないし、ウザいなんて思うワケないよ」


緩む顔が堪えきれずニヤつきながらそう言うと
「え??」と、不思議なものでも見るような目で見られた


「そもそもさー、俺がなんであんな馬鹿な事をチャンミナにしたのか忘れた?」

「あ」


俺の言いたいことに気付いたチャンミナにニッコリと微笑み返した


「・・・ホントに・・ウザくないんですか?」

「チャンミナが折角嫉妬してくれてるのに?」ニヤニヤ

「そ・・そうですか、それなら・・・いいんですけど・・・」


なんとなく若干引き気味なチャンミナの雰囲気に「引いた?」と素直に聞くと


「引いてはないですけど、特異な性格だなーって」


確かに、昔の俺は相手に嫉妬されたり、束縛されたり昔のことで不機嫌になられたりしたら
面倒だと思う、そういう性格なんだとずっと思っていたが、ホントは違った


「自分の好きな相手が嫉妬してくれるって嬉しいもんだよ」

「・・・そういうもんですかね?」

「うん♡」

「なるほどー」


と言いつつも、ホントの意味では納得していなさそうなチャンミナにも
出来れば同じように思ってくれたら嬉しいが
そんな事を押し付けるような馬鹿な事を口にするつもりは毛頭なかった

なにやらグルグルと考えているチャンミの頭をポンポンっと撫で
ニッコリと微笑み、病院に行った後にスマホを買いに行こう?と提案しながら
車に戻るように腰に手を回し促すと、耳を紅く染めコクリと頷いた


あぁホントに俺の恋人、可愛い過ぎだろ!!♡


その日、その後一日中チャンミナと過ごしていたが、俺の顔は終始緩みっぱなしだった


チャンミナと両親の顔合わせは、あいつの所為で中止になったが
ちゃんと後日、予定を組み直し、両親にもチャンミナにもOKを貰った翌日
俺は父さんから呼び出され、実家に顔を出していた











ポチ頂けると喜び勇みます☆


なんとなく、ちょっとイチャつく2人が書きたくて
書いただけのお話wwww
さて、終盤になりつつあるこの小話・・・
後何話で終わるのだろうか???←


リアル!!トンのTV露出!!!!
丸見えとグータン!!!
楽しみだよーーーー( *՞ਊ՞*)ノ ワクワク♪

ってか最終日のペンミオンライン・・・
変に期待しない方がいいんだろうけど
やっぱり、期待してしまうよねーードキドキ...どうなんだろう?
あるのかな?発表、ドチドチ...


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ホミンが大好物!!!!!!
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