ひまわりの先に 拍手900000回記念『背中合わせな慕情23』
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拍手900000回記念『背中合わせな慕情23』

『背中合わせな慕情23_C.side』











店に入り、予約の名前を言うと
奥の個室を案内され中に入ると、既にユノさんのお母さんが座っていた

挨拶を交わし、飲み物を注文してテーブルに運ばれてきた

カチャ...

カップをソーサーから持ち上げる時の音と
店内のBGMだけが聞こえる部屋で、僕から話し掛けていいのか
それとも、お義母さんから話し出すのをこのまま待った方がいいのか
コーヒーを飲みながら様子を窺っていた


「・・・・・・」

「・・・・・・」


うう゛っ・・・こういう時ホントに自分の空気の読めなさ加減が嫌になる
どうしよう、僕から話し掛けていいんだろうか?
こうやって会うって事は、絶対に話があるワケだし、まぁ絶対いい話ではないだろうけど・・・

コーヒーを飲みながらチラチラ視線を向けていたが
いつまでも無言のままってワケいかない、と意を決して話し掛けようと
カップをソーサーに置き言葉を発しようとしたら


「チャンミンさん」

「は、はいっ!」


いきなり名前を呼ばれ、ビクッとしながら返事をした声は
驚きもあり少し裏返ってしまった


「単刀直入に聞いてもいいかしら?」

「は、はい、大丈夫です」


ジッと僕を見つめるお義母さんの目はアーモンド型をしていて
ユノさんとそっくりな綺麗な瞳をしていた

あぁユノさんの目はお義母さん似なんだなー、なんて事を考えながら
思わず見惚れていると「どうかしたかしら?」と僕の様子を窺うように
お義母さんが首を傾げていた


「あ、すみません、なんでもないです」

「そう・・・なら聞いてもいいかしら?」

「はい」


何を聞かれるのか不安で、膝の上に置いた手をぎゅっと握りしめ
少し身構え体を強張らせながら返事をした


「あの子、ユノは本気で結婚したいようだけど、あなたはどうなのかしら?」

「僕は・・・」


元々、結婚を前提にって条件で付き合い始めたから結婚は視野に入れてはいるし
ユノさんの事は好きだが、まだあの事が心のドコかに引っ掛かってて
即答出来なかった

そんな僕の反応にお義母さんは、小さく息を吐いた


「迷うなら、お互いの為にも白紙にした方がいいんじゃないかしら?」

「っ!!そ、それは・・・」

「嫌?」


窺うように見られ、コクリと頷いて


「すみません」


と、頭を下げた
あの事はまだ引っ掛かってはいるけど、もう別れるって気持はないから
その選択肢を選ぶつもりは毛頭ないが
そんな事を聞いてくるって事は、多分、お義母さんとしてはそうして欲しいんだろうと思い謝ったんだが


「あら、何故謝るのかしら?」


意味が分からない、と言いたげな顔で首を傾げられた

あれ?違った??
てっきり今日のコレは、別れて欲しいって話だと思ったんだけど・・・
違う???

少し混乱しながら、どう返事をするべきか考えてみたが
ここは正直に聞いてみようと思った


「あ、あのっ」

「?」

「お義母さんは、僕とユノさんが別れるべきだとお考えですか?」


緊張と不安と色んな意味で、ドキドキしながら
お義母さんの返事を待った

そうなんじゃないかと思いつつも、肯定されたら・・・
と思うと、不安と嫌な想像が加速して、心臓も頭も痛くなってきた


「仮に私がそうだって言ったら、あなたは別れてくれるのかしら?」

「それは、その・・・・・・すみません、出来ません」

「そう。じゃ、あの子があなたと別れたいって言ってる、って言ったら?」

「?!」


え・・・そうなの?!そんな素振りなかったと、寧ろ前よりちょっと
イイ感じになってきてるんじゃないか?なんて思ってたのは僕の一方的な勘違い?

まさかの、予想外の話にショックを受け、頭が上手く働かない


「???チャンミンさん?」

「・・・んで」

「え?」

「別れたいって、理由は何か言ってましたか?」

「え?!」

「なんて言ってました?生理的に無理とか、性格がキツイとか、不細工だからとか、それともやっぱり冷静になったら同性は無理だった、って事ですかね?」


まさか自分たちの別れ話を、お義母さんから聞かされるとは思いもせず
せめて理由が知りたくて矢継ぎ早に聞いてしまって
お義母さんが困った顔をしているのは分かってたけど、それでもどうしても理由が知りたかった

けど、知った所で、もう嫌われてしまっているなら意味はないけど
それでもワケも知らないままに受け入れるなんて事はできそうにもなかった

余りにもショックで微かに震える自分を落ち着かせようと
コーヒーカップに手を伸ばし、両手で包むように掴んだが、その手から伝わる振動で
中のコーヒーが波打っていた

飲む前に零れそうで、コーヒーを飲むのを諦め一旦カップを置き
震える呼吸で一つ、深く、深呼吸をした

震える手は真っ白で冷たく、血の気が引くってのは、こういう状態のことか
と考えながら俯いていた


「あら?ちゃんと好きなのね」

「・・・???」


え???なに???

お義母さんの言ってる事が理解できず困惑したまま呆然としていた


「あの子が一方的に、とばかり」

「・・・」

「けど、違ったわね」


お義母さんは何か納得したような表情でコーヒーを飲んでいたが
こっちはさっぱり、なんですが??

困惑したままお義母さんに視線を送っていると


「さっきのは例え話で、あの子からそんな話聞いた事ないから」

「え??」


例え話って事は、嫌われてなかったって事?別れ話は出てない?
自分の考えてることが合ってるのか、お義母さんの様子を窺うと「ごめんなさいね」と
申し訳無さそうに微笑まれた、その表情に
はぁぁぁぁ....よ、良かったぁぁぁぁ....
安堵の溜息を吐いて、胸を撫で下ろしていると


「あなたの話で、あの子から聞くのは、可愛いとかカッコイイとか優しいとか頭がイイとか器量がイイとか、兎に角惚気と自慢ばっかりよ?」

「っ!!////」


クスリと困ったように笑うお義母さんのその話に羞恥心が刺激され
耳が熱くなるのを感じた


「あの子が好きなのは一目瞭然だったけど・・・」


そう言って、飲んでいたコーヒーカップを置き、ユノさんと同じ瞳でジッと僕を見据えた


「あのお店での態度と表情からは、あなたがあの子を好いているようには思えなかったの」


その言葉にハッとした
最近ユノさんが僕の表情の変化に気付くようになっていて、それに少し慣れてしまって
僕の表情筋が死んでしまっている事をすっかり忘れていた

今も内心、あわあわと慌てているけど、恐らくその感情も顔に殆ど出ていない
どうしよう、僕の無表情の事、ちゃんと説明した方がいいだろうけど
話して、分かってくれるだろうか?嘘だと思われたりしないだろうか?
と考えていたけど、そんな心情だとは分からないお義母さんが話を続けていた


「今日も、いきなり呼び出して、ここに来て私の顔を見た時も、何も気にしていないような感じだったから、てっきりお金目当てか何かだと思って・・・だから、本当にごめんなさい」


申し訳なさそうな顔で頭を下げたお義母さんに慌てて
腰を浮かし「顔を上げて下さい!(汗)」と「僕が悪いんです」と言って、今度は僕が頭を下げ
自分の表情が乏しい事を、その所為でユノさんに誤解させた事を話し
聞かれた事に答えていたら・・・


「はぁぁぁぁぁぁぁぁあああ゛」


物凄く不機嫌な地を這うような溜息を吐かれ、今度こそ呆れられ怒らせてしまったと思い
頭の中は『ヤバい!!』『どうしよう!!!』『どうしたらいい?!!』『下手なこと口走ったかも!!』と
パニックになっていた

ど、ど、どうしよう、えぇっと・・・
と、取り敢えず、不快な思いをさせた事、謝った方がいいよな(滝汗)


「す、すみませんっ!!」


眉間に皺を寄せて頭を抱える様に、こめかみを押さえているお義母さんに
頭を下げて謝った


「その謝罪はどういう意味かしら?もしかして今の話、嘘なの?」

「え?あ、いえ、嘘ではなく・・・」

「なら、あなたが謝る必要はないわよ、そんな馬鹿な事する子だったとは・・・はぁぁ情けない」


どうやらお義母さんはユノさんにご立腹だったようだ

聞かれたし、もう一応解決している事だったから、ユノさんのあの事を言ってしまったが
それが不味かったようで、その後暫く

「我が子だけど、あり得ない!!」
「謝るだけじゃ足りないわ!!土下座!今からでも土下座させなさい!!」
「そんな幼稚な事するなんて本当に馬鹿なんじゃない?!」
「情けない!!!」

と、憤慨しっぱなしで
それはそれでどう宥めればいいのか、それとも下手に声を掛けない方がいいのか分からず
お義母さんの気持ちが落ち着くまで、狼狽え、あたふたしていた


「チャンミンさんは、いいの?」


一頻り嘆いた後、いきなり聞かれたが、なんの事か分からずに「え?」と聞き返した


「そんな馬鹿で酷い事をしたユノとで、本当にいいの?」


申し訳無さそうで心配そうな表情で僕の様子を窺うように聞かれた


「確かに酷いことをされましたけど、それには誤解もありましたし、謝罪も反省もしてますので・・・それに・・・その・・・好きなので////」


物凄い羞恥心に耳も顔も熱くなりながら、素直な気持ちを口にすると


「そうなのね」


優しい声と表情を向けられていたが、それは
その表情は、僕達の事を受け入れてくれたと受け取っていいのか、違うのか
もし受け入れてくれているとしても、それと結婚は別なんだろうか?

最初に部屋に入ってきた時とは違って
少し穏やかな顔でコーヒーを飲んでいるお義母さん

僕を呼び出した理由は、僕を不信に思っていたから
それについては一応、誤解が解けたようだけど・・・だからと言って他の事も全て
受け入れてくたと考えるのは楽観的過ぎる

正直、不安で聞くのは怖いが・・・答えがどうであれ、絶対にいつか聞かなければならない事だし
後回しにしてもいい事はないだろうし、するべきじゃない
聞ける今がいいタイミングだと、そう心して口を開いた


「お、お義母さん」

「ん?」

「お義母さんは僕とユノさんが結婚する事については、その・・・受け入れてもらえるのでしょうか?」


ドキドキと、口の中がカラカラになりながら
お義母さんの返事を待った












ポチ頂けると喜びます♪


こんばんわーーーお久しぶりッス!!ヾ(๑ㆁᗜㆁ๑)ノ”
やっと更新出来ましたーーー、で?
ユノママの返事は・・・どうなんでしょうかね??←
パパンはOKだったけども・・・・


ってか!!チャンミンl||l(›ଳдଳ‹)l||l
大丈夫かな??無理せず安静にしててーーっ
症状が軽いといいんだけど....
マジで皆さんも!!!
コロナ大丈夫??私の会社でもメチャメチャ増えてる
やっと減ってきたと思った矢先に
爆上がりとか、マジ勘弁して。。。
ホントに皆さんご自愛下さい!!!!!
健康第一!!マジで!!!



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ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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