ひまわりの先に 君に逢う奇跡3
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君に逢う奇跡3

『君に逢う奇跡_3』










気持ち悪っっ・・・・・・・

あれだ、ジェットコースターの胃がふわっってなるやつ!
あの感じが、到着するまで、ずーっと続いた・・・
ちょっと、苦手だ・・・うっぷ・・・

こっちに来るのは、思いのほか大変だ
毎回コレなのかと思うと・・・きっついな・・・



俺は今、病院の中庭のベンチで項垂れている
狭間からこっち着いたはいいが、
いかんせん移動手段がアレだ・・・・酔った・・・

それにしても、本当に俺たちの姿は見えないんだな
普段であれば、こんな風にゆっくりベンチに座ってる事なんて出来ない

いつも、どこ居いても、何をしてても
ファンやパパラッチが必ず近くにいた

そういう職業だから仕方ないけど・・・
人に追い回されずに生きるのはどんな感じかと考えたりもした
まぁ、今の状況はちょっと違うけど、誰も俺を気に留める事はなく前を通り過ぎて行く、
多分、こんな感じなのかなぁと思った

それと、ちょっと自分が思ってたのと違う事がある

今の俺は、幽霊?!だと思うんだが・・・
俺が考えてた幽霊のイメージだと
空をふわふわと飛んだり、体が透けてたりしてるもんだと
思ってたが、実際は違った

空は飛べないし、体は透けていない
移動は普通に歩くし、見た目だけなら幽霊と人の区別がつかないww
唯一、イメージと同じだったのは、壁とかをすり抜ける事
だから、人と幽霊の区別は壁をすり抜けられるか否かだった

そんな事を考えながらボーっとしていたら、少し気分が良くなってきた
ふーっと、深呼吸をしてベンチから立ち上がり
病室に向かうことにした


「おーい!テヒョン!行くよーー」


中庭で遊んでいるテヒョンが、
トコトコと走って俺の手を握り、見上げて可愛らしい笑顔を向ける
その手をキュッと握り、病院内に入った



10Fの角の個室――――そこに俺は寝ていた、そしてその傍に―――――――――


「・・・チャンミナ・・・」


凄く久しぶりに顔を見た気がして酷く懐かしい・・・
込み上げてくる想いが積を切って溢れ・・・
俺は、泣いていた―――――――――
歩み寄って、優しく髪を撫でる―――――――――――すると、
何かに気付いて振り返ったその瞳と目が合ったが、すぐに前を向いてしまった
一瞬だったが、あの綺麗で大きな瞳が酷く曇っているように見えた

チャンミナは静かに俺の手を握って
祈っているように見えた


「ユノ・・・かなしいの?・・」

「ん・・・そうだよ・・・」

「チャンミンにあえたのに、かなしいの?」

「うん、会えたから。悲しいんだよ・・・」

「・・・そうなのぅ・・・・」

「でも、チャンミナの顔が見れて嬉しいよ!ありがとう」

「よかった~~!!」


ガラガラガラ

病室の扉が開いて、マネージャーが入って来た


「チャンミン・・・そろそろ時間・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」


チャンミナは返事をせずに、
俺の手にキスをして立ち上がり部屋を出て行ったが・・
様子がおかしい・・・
気になって、後をつけ一緒に車に乗り込む・・・・

マネージャーが今日の予定と明日以降の予定を伝えているけど、
チャンミナは一切返事をせずに
ずっと手に持ったスマートフォンを見つめている
何を見ているのか?と画面を覗き込むと―――――――――


あの日、俺が送ったメールだった


その後、仕事現場まで着いて行ったが、仕事中はいつものチャンミンだった

だけど、休憩中などで1人になると必ずメールを見ていた
泣くわけでもなく、怒る訳でもなく、ただただ画面を見つめていた
聞こえないのは承知で、それでも、声をかけずにはいられなかった


「チャンミナ・・・どうしたんだよ?・・・何でそんななんだよ・・なぁ・・・チャンミナ」


抱きしめてもチャンミナは気付かない・・・それでも抱きしめたかった。


「・・・・・ユノ・・」


その声は本当に小さく、
抱きしめた距離じゃないと聞こえないぐらいの小さな声で俺の名前を呼んだ

このままじゃ、チャンミンが壊れてしまう・・・・
そんな不安が後から後から押し寄せてきた

どうしよう・・・どうしたらいいんだ!!!!!!

・・・

スタッフのチャンミンを呼ぶ声が聞こえ、
チャンミンは撮影に戻って行った

どうしたらいいのか分からなく、顔を手で覆って天を仰いだ


「ユノ???だいじょうぶ??」


いつの間にか俺の傍にテヒョンがいた


「テヒョン・・・俺、今すぐ生き返りたい。どうしたらいい」

「うんとねーチャンミンが――――――――――――――・・・



・・・・・・・・・・


俺が生き返る方法・・・ちょっと整理すると・・・
そもそも、狭間を"通過"した人は戻ることは出来ない
だけどまれに、狭間で止まってしまう人がいる、そうなった場合、
生き返るか死ぬかは、まずは本人の意思が必要で

死を望んだ場合は、そのまま狭間を通過してその先の死へ
生き返る事を望んだ場合は、狭間に留まり1週間の猶予が与えられる

その猶予中には人其々の条件があって
それがクリアできれば生き返る、出来なければ・・・・・

"死"

んで俺の条件は

【事故に遭った日、チャンミンが俺に送るはずだったメールを送ること】

らしいが、なんだそれ??
なんでそんな条件が必要なのかと、聞いてはみたものの
「お髭のおじいさん」が決めた事としか分からなかった。
・・・お髭のおじいさんって"神様"?なのか??

まぁ取りあえず、生き返るかどうかは、チャンミン次第って事か・・・
でも・・それってチャンミンに対して酷くないか?
知らない間に人の生死を決めるって・・・どうなんだ??

それに・・・もしも送って貰えなかったら・・・俺、スゲー後悔すんだけど!!!!
それってどうなんだ!?どうなんだよ!!!
お髭のおじーーーさーーーん!!!!!!!!!!!



・・・・・



「はぁ・・・テヒョン・・後、何日残ってる??」

「うんとね~4にち」

「4日!?なんで??!」

「ユノは、はざまで、ズーーーっとねてたのぅ」

「・・・そうか・・寝てたか俺・・・」


・・・・・まぁ...クヨクヨしても意味がない・・・取りあえず、
今はチャンミンが心配だから、もう少し傍にいたい・・・

チャンミンは気が付かないだろうけど・・・でも
もしかしたら何かあるかもしれないし・・・正直、俺がチャンミンの傍にいたいんだ


「よし!テヒョン!!俺、暫くはチャンミナの傍にいる!!!」

「はーい!じゃあ、ぼくかえる~あ!あのね、ユノが"テヒョン"ってよんだら、ぼく、ユノのとこくるから!」

「うん!!ありがとうテヒョン」

「うん!またねユノ~」


そう言って笑顔で手を振るテヒョンがふわっと消えた

・・・『後4日で運命が決まる』・・・さっき見たチャンミナを思い出した・・
・・もし、このまま俺が死んでしまったら・・・・
チャンミナ・・・・お前どうなっちゃうんだよ・・・・・

・・・・・・・いや、逆に吹っ切れるのかもしれない・・・
その方がチャンミンにとっては幸せなのかもしれない・・・
・・・・幸せな結婚、幸せな家庭を持つことが出来るし・・・・・・・・・

なんて悲観的な事を考えてしまうのは、
チャンミンを愛しているから・・だけど、やっぱりチャンミナを幸せにする相手は

俺がいい!俺であって欲しい!!と思ってしまう・・・


「俺は、我儘だな・・・・」


クスっと自嘲の笑いを浮かべながら
チャンミナの元へ歩いていく――――――――――――――――――











読み難いカモです・・・
スイマセン・・・


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