ひまわりの先に 君に逢う奇跡4
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君に逢う奇跡4

『君に逢う奇跡_4』











仕事中のチャンミンは、至って普通だった

どうやら、俺が事故で入院しているのは
、一部の人しか知らさせていない様で
事故を知らないスタッフとのやり取りも、事務所での対応も、
インタビューも、いつものチャンミンだった

ただ・・・・

いつもと違うのは、1人になった時と・・・帰る場所

チャンミンは仕事が終わったら病院に行き、面会時間を過ぎても帰ろうとせず、
マネージャーに促されてやっと帰宅をする

そして、帰る場所は・・・・・・俺の部屋だった

俺の部屋は、事故を起こした日のまま散らかった状態・・・
普段のチャンミンなら、少なからず掃除をするはずなのに、
掃除をする事も、TVを見る事も、音楽を聞く事も無く
ただただ・・・そこにいて、メールの画面を見つめるだけだった


「チャンミナ・・・食事はしてくれ・・・お願いだから・・・・・」


聞こえない事は十分に理解しているが、もしかしたら何か感じてくれるかもしれない
そう思って、俺は、しきりに声をかけていた


「チャンミナ・・ご飯たべよう・・・なっ?」

「・・・・・・・・・・」

「お願いだから・・・このままじゃ、お前が倒れるよ・・・チャンミナ」


ソファーの隣に座り、チャンミナの手を強く握るけど、
気付く様子は・・・・ない

手に持っているスマホから着信音が流れた
ふと見ると、キュヒョンからの電話だった

キュヒョンなら、今のこの状態をどうにかしてくれるかもしれないと思ったが・・・
チャンミンは電話に出ず、画面には不在着信が表示された

俺は、どうしたらいいか分からず、ギュッとチャンミンを抱きしめていた


「・・・・・・ユノ・・・」


また、あの小さな声で俺の名前を呼んだ


「なに?チャンミナ??・・俺は、ここにいるよ・・・どうした?・・ん?」

「・・うっ・・っく・・・・・ふっ・・あ・・あぁ・・・ユノ・・・うぅ・・・ユノ・・はっ・・うっく・・・」


嗚咽をもらしてチャンミンが泣きだした――――――――――――

今の俺には、涙を拭いてやる事も、慰めてやる事も出来ない・・・・・・・・
咽び泣くチャンミンをずっと抱きしめる事しかできなかった・・・・・・・・・・

今の俺は・・・・チャンミナに・・・・なにもしてやれない・・・

暫くしてチャンミンは泣き疲れて気を失うように眠りについた・・・・・・・
ソファーで俺の脱ぎ散らかした服を抱きしめて、
すぅすぅと寝息を立てるチャンミン・・・

俺は傍らに座り、赤くなったチャンミンの目を撫でながら
もう自分が生き返るとかそんな事はどうでもよくて、
今すぐにでもチャンミンを救ってやりたい、解放してやりたいって心から思っていた


「テヒョン・・・いる?」


そう呼びかけると、目の前にふわっとテヒョンが現れた


「ユノ~きたよ~」


無邪気に俺に抱きつくテヒョンの頭を撫でて


「テヒョン・・・もし、俺が今、生き返らない事を望んだらどうなる?」

「え?!!ユノ、いきかえりたくないの?」

「ん?・・・そんな事はないけど、俺の生き返る条件は、チャンミナだから・・・これ以上、食事もせず、気を失うように眠る生活してたらチャンミナが壊れる・・・そんな事は望んでない・・・・だから、このままの状態のチャンミナをほっとく事はできない・・・」

「でも、でも、ユノがしんじゃったら、チャンミンなくよ・・・・」

「うん・・・でも、今も泣いてるから・・・同じ泣くなら、忘れる為に泣いた方がいいだろ?」

「だめ!!だめなのぅ!!ユノしんじゃったら、あえなくなっちゃうの・・・うえぇぇぇぇぇん」

「テヒョン・・・泣かないで、ね?」

「だめなのぅうぇぇっく・・ユノだめなの・・うわぁぁぁぁん」

「あぁ・・・困ったな・・泣かないで・・・・」

「ユノしぬのだめぇぇえうぇぇぇっぇっぇぇん!!!!!」


大きな、とても大きな声でテヒョンが泣いた時・・・・・・・・・


「ユノ!!!!!!!!嫌だ!!!!!!!」


同じように、大きな声でチャンミナが叫んだ
驚いて横を見ると、さっきまで寝ていたはずのチャンミンが、
驚いた顔で辺りを見回していた


「え??・・・ユノ??・・・なに今の・・夢??・・・なに?・・・?条件??・・・」


ん?!え??今・・・条件・・って言ったか?!

同じく状況が呑み込めない・・・どういう事だ??・・・???
チャンミナは、今の俺たちの会話が・・・・聞こえてた????
ふと、テヒョンを見ると、俺と同じように驚いて、泣き止んでいた


「テヒョン・・・今のって何?」

「わ、わかんなっい・・・ひっく・・・おひげの・・ヒック・・おじいさんに、きく!!っ」


そう言うと状況が呑み込めない俺を置いて、
ふわっと消えてしまった

いったい何が起きたのか、
チャンミンは本当に俺たちの会話が聞こえていたのか・・・

暫くそんな事を考え込んでいたら、
横にいるはずのチャンミンがキッチンに立っていた
慌てて傍に駆け寄り覗くと――――――――食事の用意をしていた


「よかった・・・チャンミン」


キッチンにいるチャンミンを見た時、一瞬最悪な想像をしてしまった・・・
そんな事、普段のチャンミンなら絶対にありえないのに
今の・・・さっきのチャンミンを見たら、そんな想像までしてしまう・・・・
それほどに、脆く壊れそうに見えた・・・・

食事をしてくれた事に安心はしたが・・ほとんど食べずに・・・
ずっとメールの画面を見続けていた・・・・・

そんな暗く沈んだ空気を払いのけるように、明るい声が響いた


「ユノ~!!!!」


テヒョンがパタパタと走り俺の腰に抱きついてきた
なぜたが、とても嬉しそうな顔をしている


「お帰りテヒョン、どうだった?お髭のおじいさん」

「あのね!チャンミン、ユノとぼくのこえ、きこえるんだって!!おひげのおじいさんが、やったって!」

「え!?ホントに?」

「うん!!よかったね!」

「うん!でも・・・今は聞こえてないみたいだけど・・・」


チャンミナは、ずっと画面を見つめたままで、
俺達の声が聞こえている様子はない


「チャンミンが、ねてるときだけだって」

「そうなんだ・・でも、何で?」

「ユノにおこられたって、おひげのおじいさんが言ってた!ユノおこったの?」


???????

なんの事だ?怒った????会ったこともないのに???

・・・・・・あっ!!!

怒るというより文句を言った(思った)覚えはある
まさか、聞いてるとは思わなかった・・・けど
何にせよ、これでちょっと、チャンミナを救ってあげる事が出来るかもしれない!!!


「テヒョン、お髭のおじいさんに、ありがとうって伝えて!!」

「うん!!!!」






残された時間は後3日―――――――――――――――










色々ね・・・矛盾とこじつけが・・・
ごめんなさーーーーーい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



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