ひまわりの先に 君に逢う奇跡5
fc2ブログ

君に逢う奇跡5

『君に逢う奇跡_5』









チャンミンは普通に眠る事は無かった
泣き疲れて寝るか、移動中の車内で浅く寝るか・・・もしくは、薬を服用して・・・
そんな姿を見ている事しか出来ない自分が、
そんな姿にしてしまった自分が、
情けなくて、心苦しくて、心臓が心が軋むように痛む・・・・・



――――――ごめんな、チャンミン――――――



メールの画面を見続けていたチャンミンが


「・・・夢?・・・・あれは、本当に夢??」


メールに向けていた視線を上げ、辺りを見回している・・・
もしかして、俺を探してる?


「・・・ユノ?・・」


俺の名前を呼んだ、
その瞳はみるみるうちに涙が溜まっていき、ぽろぽろと流れ出した・・・


「うッく・・・はははッ・・そんな事・・っふ・・あるわけない・・・うぅっく・・」

「・・・チャンミン・・」


俺のベッドでシーツを抱きかかえ、声を押さえ嗚咽を漏らしている―――――

チャンミンが眠りにつくまで、
ずっと頭を撫でていた――――俺にはそれしか出来ないから・・・

・・・

・・・

暫くすると、すぅすぅと寝息が聞こえはじめた
疑ってる訳ではないけど、本当に俺の声が、チャンミンに届くのか不安はあった・・・


「チャンミナ?・・・チャンミナ、聞こえる?」

「・・・・・ヒョ・・ン?・・」


目を覚ました様子はないけれど、返事が返ってきた
どうやら、ちゃんと聞こえているようだ

どうしよう・・・なんて言ったらいいんだろ・・なんか緊張する


「チャンミナ・・・」

「・・・うぅ・・ヒョ、ヒョン・・ヒョン・・うくっ・・」

「泣かないで、チャンミナ・・・泣かないで」

「・・だって、だって・・・ヒョンが・・うぅ・・ユノがいない・・っく」

「ここにいるから、チャンミナの傍にいるから、だから・・・」

「どこ?ヒョン・・・どこ?」

「見えなくも、いつも傍にいるから・・・だから、泣かないでチャンミナ」


泣きだしてしまったチャンミンを、優しくなだめるように撫で続けた


「ホント?・・・ヒョンいる?・・」

「あぁ、いるよ・・・・・・だから、チャンミナ?お願いだから、ご飯たべよう?なっ?」

「ご飯いらない・・・・美味しくない・・・」

「そんな事言わないで、ちゃんと食べて?」

「ヒョンが・・・ヒョンと食べる・・・・」


なんだか、チャンミンが昔の
天邪鬼になる前の素直なチャンミンになってる気がする・・・
夢だから素直になってるのかな?・・・不謹慎かもしれないけど、
可愛いって思ってしまう


「チャンミナがご飯食べないと、俺、心配なんだ・・・」

「・・・・わかった・・食べる・・・・」

「ん、ありがと」

「・・・ヒョン?・・」

「なに?」

「・・ヒョン、いつ帰って来るの?・・僕、待ってるのに・・・・」


ズキっと胸が痛んだ・・・
昔、同じような内容のメールをもらった事を思いだした

その時は、可愛いって思って、すぐに帰れたけど・・・今は・・・
・・帰りたくても・・・帰れなくて・・・・心が痛んで仕方なかった


「ごめんな・・・チャンミナ・・まだ、帰れそうにないんだ・・・」

「・・・なんで?僕、待ってるのに・・・・・」

「うん、ごめんな」

「・・いつ、帰って来るの?」

「・・・・それは・・・・・」


・・・・なんて言ったらいいんだ?
『チャンミナがメールしてくれたら帰れる』
そう言って、伝わるだろうか?本気にしてくれるだろうか?
そもそも、そのメールは残っているのだろか?


「・・・チャンミナ・・・俺が事故にあった時にメールしようとした?」

「・・え?・・・なんで?・・・」

「俺が帰るには、そのメールが必要なんだ」

「・・・え?・・・どういう―――――――――――――・・


ピピピ、ピピピ、ピピピピピ♪ピピピ、ピピピ、ピピピピピ♪ピッ・・・


目覚ましが、けたたましく鳴り出してチャンミンは起きてしまった
相変わらず寝起きは悪いようで、ぼーっとしていたが、暫くして
仕事に行く準備を始めた

夢で交わした会話は、覚えているのか・・・不安になっていると
準備が終わった様子のチャンミンが、おもむろに食事をはじめた・・・

――――覚えてる?!


「・・・・ヒョン・・・・やっぱり・・美味しくないよ・・・」


あぁ...覚えていた
その事にも安心したけど、それよりもなによりも
ちゃんと食事をしてくれた事の方が嬉しかった


「良かった・・・チャンミナ」


普段なら怒られるけど、今なら気付かれない――――
食事をしているチャンミンを後ろから抱きしめて、その首に顔を埋めた


「ありがとう」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



あれからチャンミナとちゃんと会話する事が出来ないでいる
俺のいない分の仕事をフォローするようにスケジュールが詰まっていた

寝る時間がほとんど無く、移動中の車内、休憩中の楽屋での短い仮眠・・・
俺がいるかどうかの会話だけしか話せていなかった


『・・・ヒョン?・・』

『なに?チャンミナ』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


『・・・ヒョンいる?』

『傍にいるよ』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そうして・・・時間は瞬く間に過ぎて行った―――――――――――





残された時間は後1日と16時間―――――――――――――――







ポチ頂けるとイイなぁ~



おぅ・・この話・・・思いの外・・長いなwwww

関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメ返信

m***さん

初めまして~♪

いつも読んで頂いているようで…本当に嬉しいです!!
『君に逢う奇跡』…予想が半分正解なのですWWW
ばーれーたーwww
予定より長い話になっていますが、また
遊びに来て頂ける嬉しいです(◦´꒳`◦)

おまけは、本当に適当なので…
楽しみして頂けてるとか…本当に恐縮です…スイマセン
プロフィール

Girasol

Author:Girasol
東方神起が大好きで、
ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ランキング参加しとります☆

FC2Blog Ranking

カウンター
現在のアクセス数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR