ひまわりの先に 素敵な靴の所有者(誕生日)2
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素敵な靴の所有者(誕生日)2

『素敵な靴の所有者(誕生日)2_C.side』











――数か月前――


「色々とすまなかったとは思っているが、私は間違った判断をしたとは考えていない」

「はい」

「だが、脅す様な事を言ったのは事実で卑怯だったと反省している、本当にすまなかった」


そう言って、社長さんは深々と頭を下げた
正直・・ちょっとビックリした

凄く大きな会社の社長さんが、一般人の僕に頭を下げて謝るとは思ってもなかった
ユノがなにを言ってどう説得したのか分からないけど、
僕達の事を認めてくれただけで十分だったから、ホントに面喰った


「え?!あ、あの!だ、大丈夫ですから、頭を上げて下さい!!」


慌てて声を掛けると、もう一度、すまないと言いながら頭を上げて、
じっと僕を見据えていた

・・・・な、なんだろう?


「あ、あの・・?」

「シム君はあの日ユノが私になにを言ったか、知っているのかい?」

「いえ、詳しくは聞いてません」

「そうか・・・・」


僕の返事を聞いて、なのか・・社長さんは腕を組んで、
んー・・と、考え込むように視線を下に向けて、
暫く続いた沈黙に声を掛けるべきか考えていたら、徐に社長さんが話し出した


「ユノは・・今やうちのトップと言っていい存在だが、デビューするまでの下済み時代は、恐らくここの誰よりも長かった」


え?!


「そうだったんですか?」

「あぁ」


てっきり、スカウトとかオーディションとかして、
直ぐにデビューしたんだと思っていたけど・・・そうだったんだ


「デビューまでが長くても、デビューしてからも、どんなに忙しくて辛くても一度も"辞める"なんて事を口にした事がなかったユノが、君の事ではあっさりと"辞める"と断言した」

「そ、それは本気では・・」

「君との事を認めないなら辞めると・・ユノは冗談でそんな事を口にするような人間ではないからな、あの言葉は本気だったと思ってる、ハッキリ言って私は、この仕事を辞める選択より、君を諦める選択をすると思っていたからね、まぁ正直予想外だったよ」


クスリと笑う社長さんに・・
申し訳ない気持ちでイッパイになって、すみませんと頭を下げた


「ユノが君との事をどこまで考えて、これからどうするつもりなのか・・なんとなく予想はつくが、君はユノの夢を聞いた事があるかい?」


ユノの夢???
・・・・・聞いた事が無かった僕は、いいえ、としか答えられず
どんな内容なのか問う様に社長さんを見据えていた


「将来結婚して、いずれ出来るであろう自分の子どもに、自分のステージを見せたい、と常々言っていたんだよ」

「・・・・・・・・・」

「まぁ、その長年の夢を諦めてでも・・君と一緒にいる方を選んだ」

「・・・・・・・・・」


その話に僕はどう反応したらいいのか分からない
それと・・社長さんの真意はなんだ?

ユノに説得されて、僕と別れるなら辞めると言われたから
ユノには僕との事を認めるような事を言ったけど、
ホントはやっぱり・・・
認める事はできなくて、僕が邪魔だと言いたいんだろうか?

・・・正直、その社長さんの気持ち・・分からないでもない
ユノは芸能の世界で生きる人で、
世間の人気も相当なもので、この会社の稼ぎ頭だ

そのユノに男の恋人がいると・・カミングアウトして
徐々に世間にも受け入れられてきたとしても
僕の存在がユノにも、この会社にも迷惑になってるのは
紛れもない現実で事実だ

社長としては・・・・やっぱりユノにはクリーンでいて欲しいんだろうし、
そう思うのが普通だ


・・・・・・だけど


社長さんには悪いけど、僕はもうユノから離れる選択は選ばない
あの日、僕の家族のお墓詣りに行った時にそう心に決めたんだ

だから、社長さんに何を言われても、何をされたとしても
例え・・僕の所為でユノのその夢が叶わないとしても、気持ちは揺るがない

ふぅ、と一つ小さく息を吐いて
目の前に座っている社長さんに顔を向けた


「・・・君は、少しユノに似ているね」ニッコリ



ん?

はい???



こっちは、何を言われても別れない!と意気込んで言うつもりでいたのに
社長さんは何故か優しく微笑んでいた

予想外なその表情と、意味が分からない言葉に
面食らってた・・・・


「あのー・・えぇっと、すみません」

「ん?なんだね?」

「今の話は・・僕にまたユノと別れて欲しいって趣旨の話じゃ・・・」

「あははははははははっ!!すまん、すまん!!勘違いさせてしまったね!」


てっきり、そういう話だと思ったのに?!
違った??!
なら、どういう意味でそんな話を???


「ただね、君は知っとくべきだと思ったって事と・・・この話を聞いた時、君がどういう判断を下すのか・・・ってのが気になってね」

「・・は・・はぁ、そうですか・・・」


社長さんの意図は分かったけど、
それでなんで僕が"ユノに似てる"って言葉が出てくるんだろうか?
ってか、僕まだ何も言ってないんだけど・・・?

と、思いながら社長さんに目を向けると
コーヒーを飲みながら、ニッコリとまた微笑まれた


「君も本当はユノに負けないぐらい気が強いだろ?」

「!!!!」

「で、尚且つ頑固」

「!!!!そ、そんな事はっ」


図星とまでは言わないけど、
多少なりとも頑固だって自覚があるから、そう言われて
なんて言ったらいいか考えて言葉を選んでいたら


「ユノには既にその覚悟があるのは分かっていたが、君はどうなのか・・と思ったけど、大丈夫そうだね」

「え?」

「最初会った時は、ユノに守られてるだけの弱い存在なのかと思ったが・・・違うようだ」






と・・・・・
どうやら社長さんは僕達の事を認めてくれていたようで
終いには、頑張りなさい!と・・・応援?されてしまった・・・・

その時は、良かったと安心したけど・・・
今、目の前で仲良さそうなユノとご両親を見ていたら

"将来、自分の子どもに自分のステージを見せたい"

そう夢見ていたユノと
きっと孫の顔が見たかっただろうご両親に・・・
ザワザワとした、後ろめたさを感じて胸がチクリと痛んだ


ホントに僕でいいのかな・・・・


チラッと横目でユノに目を向けると
僕の視線に気付いたユノが、様子を伺うように、ん?と首を傾げて
僕の手をポンポンと叩いて握った

どんなに頑張っても僕も男でユノも男で・・・
ユノの夢はどうやったって僕には叶えてあげられないけど


それでも


どうしても・・


僕はユノがいい


「チャンドラ??」


聞くのはちょっと恐いけど・・聞かずにモヤモヤしてても答えは分からない
なら、今・・この場で・・・


「どうした?」

「うん・・・ユノも、ご両親も・・・その、ユノの相手が僕でホントにいいんですか?」

なに言ってんのチャンドラ?!


ドキドキと不安になりながらご両親に顔を向けていたら横からデカい声で叫ばれて
ギュッと手を握られた


「いいに決まってるだろ?!だからここ(実家)に連れて来たのに!」

「そうよ!私だって、チャンミン君のお母さんになる気満々よ!!ねーお父さん!」

「あぁ、そうだな」

「ほら!父さん達もいいって言ってるだろ!」


ユノは真っ直ぐとそのアーモンド形の瞳で僕を見つめて
ご両親も優しい目で見てくれていたけど・・・


「けど・・・僕とじゃユノの夢は叶えて上げられないし、ご両親にお孫さんの顔を見せてあげる事も出来ないんですよ?」

「チャンドラ、その話は前にも言ったろ?」

「・・・・・・・・」

「その夢はチャンドラと出逢う前のもので、今の夢は別にあるって」

「うん・・・」

「チャンドラと家族になって、チャンドラの作った靴で一生ステージに立ち続けたいって、な?」


言われた


社長さんと会ったその日・・ユノは海外での仕事でこっちにはいなかったけど
社長さんと会って話た内容の全てを電話で伝えると、
後日帰国したユノがその足で僕んちにやってきて
さっきの、ユノの新しい夢の事を話してくれた


「だから、そんな不安そうな顔する必要ないから」

「うん・・ユノ・・・」


僕の頬を撫でて覗き込むユノに、これ以上何か言葉を発したら泣き出してしまいそうで
コクコクと何度も頷きながら、じーんと幸せを噛み締めていた


「それに!!チャンドラなら、そうのうち産めるかもしれないだろ?なっ!!」





は・・・はい?!!





満面の笑みで、ご両親の前で
いきなり何を言い出すんだ?!!!!!////


「なっ?!ユ、ユノ?!!なに言って・・」

「まぁ将来的には孫の顔が拝めるかもしれないな!」

「ねー、きっと可愛い子が産まれるわ~♪」


なっ?!!お、お、お義父さんとお義母さんまで何を?!!!!!


「え?!そうなの?!!」

「なんだユノ、お前知ってて言ったんじゃないのか?」

「いや、ホントにチャンドラなら産めるかと思って」

「あらヤダ!ビックリするぐらいチャンミン君にベタ惚れなのね!バカップルなの?」

「そうだけど、で?どういう事?」


バカップルって!!お義母さん///
で!ユノはユノで、なに、さらっと肯定してんだーーーーっ!!!////


「ニュースでやってただろ?」

「そうそう!近い将来、男性同士の間に子どもが出来るって!ねーお父さ~ん♪」

「あぁ」

「だってチャンドラ!!!産めるって!!!ヤバい!どうしよう!絶対可愛いよ♡チャンドラーーー!!」

「なっ!わわわっ!!!」


お義父さんとお義母さんの話に興奮したユノにいきなり抱き付かれて
支える用意がなくて、そのままソファに押し倒されてしまった

なーーーーーーっ!!!!//////


「あら、やっぱりバカップルなのね♪ウフフッ」


クスクスと笑うお義母さんとお義父さんと

良かったね!チャンドラ♡と満面の笑みのユノに抱き付かれて

あまりの恥ずかしさに顔を両手で隠して俯いていたけど

ホントは・・・

嬉しくてちょっと泣いてたからだったりする♡










ポチ頂けると小躍りしまッス!!!!₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾


おまけ

  ――ユノ&チャンミン&巻き込まれキュヒョン――

社長と会って話をした事を伝え
海外の仕事を終えて帰国したユノが
チャンミン達の家にやってきた

ピンポン♪ピンポン♪ピンポン♪ピンポン♪ピンポン♪
ピンポン♪ピンポン♪ピンポン♪ピンポ………

チャミ「はいはいはいはいーーい!煩いですよ!」

慌てて下に降りて裏口のドアを開けると
どういう事?!!と
ユノにいきなりガシッと肩を掴まれた

ユノ「なんでまた社長と2人っきりで会ったりした?!」
チャミ「話があるって、謝りたいって言われたので?」
ユノ「ホントはまた脅されたり・・」
チャミ「してないですって!それより、早く上がって下さい」

いまだちょっとムッとしたような
心配した様な顔をしてるユノをどうにか促して
2Fにあがった

ユノ「それで?」
チャミ「え?」
ユノ「俺の‥話だったんだろ?」
チャミ「・・えぇ、ユノがどれだけ頑張ってデビューしたか、ユノの将来の夢とか…色々聞きました」

コトンとユノの前にカフェオレを置いて
チャンミンは少し眉を下げてコーヒーを飲みながら
ユノの隣に座った

ユノ「チャンドラ?」
チャミ「・・・はい」
ユノ「その"夢"は今の俺の"夢"じゃないからな」
チャミ「え?」
ユノ「チャンドラと出逢って、好きになって、付き合う様になって、俺の夢は変わったんだよ」

愛おしそうにチャンミンの頭を撫でるユノに
首を傾げながら、どんな夢ですか?と訊いた

ユノ「チャンドラの作った靴で一生ステージに立ち続けて、チャンドラと家族になる」
チャミ「ユノ・・・♡」
ユノ「そんで、そのステージをチャンドラに観て貰いたい…ってのが、俺の今の夢!!以上///」
チャミ『きゅぅぅぅん♡』

少し恥ずかしかったのか
照れたように鼻を掻くユノに耐え切れなくなった
チャンミンがガバッと抱き付いて
ユノ、ユノ♡と、ちゅっ、ちゅ♡とキスをしていた
・・・・・ら!!

ギュ「はぁぁぁあ...そこのバカップル!!!子作りなら、ユノさんちでやれって!!何度言ったら理解すんだ?!」
チャミ「!!!!!!!キュ、キュヒョナ?!!////」
ユノ「あ、キュヒョン、ごめん、煩かったか?」
ギュ「あれだけチャイム連打されれば‥誰でも起きますよ」
ユノ「あはははっ、悪い」
ギュ「…それで?チャンミナのグルグルは解消したのか?」
チャミ「キュ、キュヒョナ?!な、なに言って!!////」
ギュ「社長に会ってから、お前グルグルしてたじゃん!」
チャミ「ベ、別にそんな事はっ!!」

アワアワと慌てるチャンミンの様子を見て
ユノは、やっぱりな、と思いながらチャンミンの頭を撫でた

ユノ「もう、大丈夫だよな?」
チャミ「・・っ、////はい」
ギュ「そか!じゃあ、続きするならそいつ連れて帰って下さい!おやすみなさーい」ニヤリ

ペットボトルを冷蔵庫から取り出して
悪い笑顔を浮かべ、ヒラヒラと手を振りながら
キュヒョンは部屋に戻っていった

ユノ「…だって、どうするチャンドラ?(ちゅっ)」ニヤリ
チャミ「///…ユノ?」
ユノ「ん?」
チャミ「明日の仕事は?」
ユノ「午後から」
チャミ「ユノの家に‥一緒に帰ります♡///」
ユノ「チャンドラーー♡可愛い可愛い可愛いーーっ♡」
チャミ「ちょ、ユ、ユノ///っ、ん‥ぁ」

バターーン!!!!

ギュ「おっぱじめんな!!さっさと帰れ!!バカップル!!!!!」



取りあえず、ご挨拶は無事に?終わったみたいです!!
てか!ユノママに
バカップルって言われとるがなwwwwwwww
まぁ、ギュにもしょっちゅう言われてますがwwwww
なんだかんだで・・ホミホミしてくれちゃってさーー!!(モットヤレ!!!!)


チャンミンの手紙!!!
内容がツンデレwwwwwwwwwww
チャンミンらしい手紙でニヤニヤしちゃったww
しかも!ご飯いっぱい食べられてるみたいで
ホントに良かった←ソコ?!
ラブリーカシオペア♡略して・・・カブリー♡
を読んだ私のチングが言った一言・・
「略すとか・・・女子か?!」
爆wwwwwwwwwwwwwww
女子ですwwwwww
にしても!!
カシちゃん嬉しいだろうね~(*´∀`*)
ユノもチャンミンもホントに優しい男だわぁ♡
何度、惚れ直させるんだかヽ(o´3`o)ノ♡
で!!何度でも、毎日でも言うが!!!!
大好きだーーーー!!ホミン♡←しつこい


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ホミンが大好物!!!!!!
妄想が腐ってるのはデフォですwww

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